● 受診のタイミング
MCIチェックリストにて20点以上で
● どこに相談するか
MCIチェックリスト結果を持参し、まずはかかりつけ医か、地域包括支援センターに相談してみましょう。
相談し、かかりつけ医で診断できなくても、適切な医療機関を紹介してもらえますし、地域包括センターでも必要な医療機関をアドバイスしてくれます。
大学病院や総合病院の「もの忘れ外来」や「老年内科」等専門の医療機関もありますが、いきなり受診するよりも、かかりつけ医の紹介状がある方がスムーズに受診できます。
かかりつけ医がいなければ、ご自宅近くに神経内科クリニック等があれば、そちらにかかるのもいいでしょう。
精神科受診も一つの手ですが、「うつ症状」と区別が困難であり、誤診を防ぐためにも別の科で知能検査を行ってからかかる方が確実です。
● 認知症の検査
• スクリーニングテスト(認知機能に障害がないかの検査)
改訂版長谷川式簡易知能評価スケール、MMSE(ミニメンタルスラート)
→ 一定基準の点数を満たないときは「認知症疑い」と判定
• 血液検査
• 尿検査
• C T …*
• MRI …*
*脳の状態を料断(どの部位がどのくらい萎縮しているか)
● 認知症検査費用
これらの検査を合わせると目安として数千円〜2万円ほどの費用がかかります。
内服薬の処方などもあればさらに数千円かかると思われます。
● まとめ
放置してしまうほど徐々に進行していく認知症。自分は大丈夫と思わずにまずは相談してみましょう。早期発見、そして正しい診断、適切な治療で進行を抑えて、症状軽減につなげていきましょう。
コラムを最後までお読み頂きありがとうございました。
これらの情報がご考になれば幸いです。皆様の健康を祈って…🍀
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