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2024 /3/20/ Wed

ストレッチ中に注意することって何?

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原島 涼

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ストレッチ中に注意することって何?

前回ストレッチはどのぐらいの時間行えば良いのかについてご説明させていただきました。

今回はストレッチをしている時に何を気を付ければ良いのかについてお教えしたいと思います!

ストレッチングの注意点

ストレッチングを行う際の注意点がいくつかあります。注意点を守らなければストレッチングの効果が十分に得られなかったり、逆効果になることがあります。

・呼吸をとめない

 ストレッチングを行っている最中は自然に呼吸を続けます。呼吸を止めると身体は緊張状態になり、筋が硬くなるため、十分に筋を弛緩させることができなくなってしまいます。また、呼吸を止めることで血圧が上がるなど身体に負担がかかることがあります。ストレッチング中は鼻と口を使って細く長く呼吸をしながらリラックスした状態で、気持ちよく筋をストレッチしてみてください。

・反動をつけない

 ストレッチング中は、勢いや反動をつけずに、ストレッチングの対象となる筋を少しずつ伸ばしていきます。筋は急激に伸ばされると、筋断裂などの傷害を防ぐために筋内の筋紡錘(きんぼうすい){伸び縮みのようなこと}が働き反射的に筋を収縮させます。そのため、反動をつけながらストレッチを行うと、反対に筋紡錘の働きにより筋が収縮してしまいます。反動をつけることで柔軟性が低くなる恐れがあります。

・無理をしない

 ストレッチングは「気持ちいい」範囲内で行います。柔軟性が低く硬い筋の場合、ストレッチングを行うと痛みを伴うことがあります。ストレッチングで痛みがある部位を過度にストレッチしてしまうことを「オーバーストレッチ」といい、筋を痛める原因になってしまいます。「痛気持ちいい」程度で行うと最も効果が得られやすいでしょう。

・ストレッチしている筋を意識する

 ストレッチしている筋、すなわち、伸ばしている筋を意識することで、神経筋協応能(思い通りに動くこと)が高まります。「今は〇〇を伸ばしている」とストレッチしている筋部位を意識することが大切です。

ストレッチ中の注意点を意識しながら続けていくことで、怪我の予防や健康維持に繋がってきますので毎日すこしづつ続けていきましょう‼

https://www.zenplace.co.jp/column/selfcare/4384.html

監修/原島 涼
令和2年介護初任者研修取得。介護付き有料老人ホームにて勤務。その後令和5年にRedBearに入社しレコードブックにてトレーナー業務に努める。
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