ここまでで、介護度のことは理解いただけましたか?
では、この要介護1と要支援2は近い状態ですが、何が違うのか。
①状態の安定
状態の安定性とは、病状そのものではなく、介護量の増加につながる変化が発生するかどうかというもの。
認定後6ヶ月以内に介護度の再評価が必要かどうかと判断されます。再評価が必要な場合には、要介護1になる可能性もあります。
②認知症高齢者の日常生活自立度
認知症の状況をⅠ~Mの7段階で評価するもので、その度合いが高いと要介護に判定される可能性が高まります。
この2つから要支援2と要介護1で分かれます。
最終的には、介護認定審査会という会議で話し合われ要介護度が決定するため一概には言えませんが、参考程度に覚えておきましょう!
要支援と要介護のことをしっかり知り、正しい介護度に合うものを受けれるようにしましょう!
- 監修/榎戸 あすか
- 2019年医療事務管理士免許取得。二次救急指定病院にて、クリニック、入院病棟共に4年間医療事務として勤務した後に介護業界へ転職。医療の事務経験を介護業界でも活かすべく日々情報の吸収に勤め本コラムでも発信していきます。