白内障って?
こんにちは。レコードブックお花茶屋店看護師の宮村です。今回は、白内障についてお伝えしていきたいと思います。
【白内障】
白内障とは、加齢などの原因から目にある水晶体が濁ってしまう病気
【水晶体】
目の中に入る景色のピントを調節する、カメラのレンズのような役割を担っているもの
白内障を発症すると、カメラのレンズのような役割を果たしている水晶体が濁ってしまい、ピント調節機能が正しくできなくなります。そのため、景色がぼやけて見えるや通常よりも光をまぶしく感じるようになるのです。
【白内障の方の見え方】
- 人やものがかすんで見える
- 日ざしの強い日や蛍光灯の光、対向車のライトなどがまぶしく感じる
- 視界がぼやけたり、二重・三重に見えたりする
【白内障の原因】
- 加齢 白内障の原因として最も多いものは加齢にともなう発症。特に50代以降の中高年の方は発症しやすいとされている
- 紫外線
- 糖尿病
- ステロイド剤の使用
【白内障の治療】
- 点眼治療
- 手術 の2種類に大きく分けられます。進行のスピードや医師の判断により治療方法は異なります。
点眼治療
日常生活への影響がない初期に行われる治療です。あくまでも白内障の進行を遅くすることを目的とするため、点眼治療で水晶体を透明に戻すことはできません。
手術による治療
日常生活に支障が出てくる場合は手術を行う必要があります。手術は10-20分程度の短時間で完了します。特に問題がない場合は手術当日にご自宅に帰宅することもできます。
また、手術後は1-2カ月程度経過すると見え方が安定してくるため、術後に異常が起こっていないかを、手術翌日や手術1カ月後などに定期的な検査が必要となります。
- 監修/宮村 春那
- 平成30年看護師免許、保健師、養護教諭免許取得。東京歯科大学市川総合病院整形外科にて勤務。その後美容クリニックにて看護師業務に従事し、令和5年RedBearに入社。