●   夏バテとは
「疲れやすい」「食欲がない」「身体がだるい」など、夏の高温・多湿に対応できずに起こる体調不良のことを言います。
その中でも「食欲不振」「胃もたれ」「胃のムカつき」「下痢」「胃痛」など消化器（胃の）症状が多くみられます。

● 夏バテの原因
　• エアコンの室内と外気温の温度差により自律神経が乱れ、胃酸分泌が過剰になり食欲がなくなる（体に必要な栄養が十分に摂れなくなる）。
　• 発汗により体内の水分、ミネラルが失われ、脱水状態となる。
　• エアコンや、冷たい飲み物を摂ることで胃が冷えて、消化不良や下痢になる。
　• 食欲低下による栄養不足となる。

● 夏バテ予防と改善策
　• 室内温度は28℃、外との温度差は5～7℃程度にして冷やしすぎないよう適切な温度設定をする。
　• 水分摂取は必要だが、常温のものを摂るなど胃や体を冷やさないよう心がける。
　•  生活、食事内容を整える
　　　・ ぬるめの（38~40℃程の）お湯に浸かることで胃の働きをよくすると共に入眠効果も得られ、睡眠不足改善。
　　　・規則的に食事を摂ることで胃に負担がかからないようにする。
　　　・胃の不調時は消化の良い飲食物を、なるべく温かい状態で摂る。
　•  適度な運動を行う（血行を良くし目の働きを整えたり体温調節機能を正常に保ち、自律神経のバランスも改善していく。）

● まとめ
　生活習慣の見直しや工夫で胃や体に負担をかけず、夏バテ予防につなげることができます。
　思いあたることがあればすぐに実行。暑い夏も自分で守ることのできる体づくりをしていきましょう。
　またこうした対策をしても症状が1週間以上続く場合は消化器内科を受診し、適切な処置を受けるようにしてください。

コラムを最後までお読み頂きありがとうございました。

これらの情報がご考になれば幸いです。皆様の健幸を祈って…🍀

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