転倒を予防しよう 〜後編〜
【 介護保険を利用した住宅改修 】
介護保険の住宅改修とは、保険を利用して段差の解消や手すりの設置など自宅設備を改善したり導入したりすることです。
対象者は下記の通りで、介護施設などに入居している場合は対象外。(ただし、施設からの退去が決まっており、改修対象になる住宅に住む具体的な予定があれば、介護保険が利用できることもあります。)
介護保険の住宅改修の対象になる方
- 要支援1~2、もしくは要介護1~5のいずれかの認定を受けている
- 介護保険被保険者証に記載されている住所の自宅に住んでいる
上記の両方を満たす方
介護保険における住宅改修の支給限度額
介護保険における住宅改修の支給限度額は20万円です。基本的に費用の9割(所得によって7割~8割の場合もあり)が支給されるため、20万円の改修を行った場合の自己負担額は2万円という計算になります。
参考
https://www.sumirin-ht.co.jp/oyakudachi/reform/barrierfree/000008.html
- 監修/飛田 未希
- リハビリ介護職員。2022年飲食業界から異業種である介護業界へ転職。現在はリハビリ型デイサービスのメイントレーナーとしてご利用者様の健康維持と自立の支援をサポート。ご利用者様の小さなお身体の変化も見逃さず、お身体にあったメニューづくりが好評。