なぜ季節の変わり目に起こりやすいのでしょうか?
季節の変わり目の特徴
春は、寒暖差があり、低気圧と高気圧が頻繁に入れ替わる気圧変動も大きい季節です。
寒暖差に対応するため自律神経の一つである交感神経優位が続くと、エネルギー消費が増え、疲れやだるさを感じやすくなります。
自律神経の役割
自律神経には、体を活動的にする交感神経とリラックスさせる副交感神経があり、2つがバランスをとりながら、心臓や腸、胃、血管などの臓器の働きをコントロールしているんです。
この自律神経は自分の意思ではコントロールできず、ちょっとしたストレスでもバランスが乱れてしまいます。
もともと人間は、ある程度の外部環境ストレスには耐えられるようになっていますが、そのバランサーとして機能するのが自律神経です。
自律神経が正常に機能するために必要なことは、たとえば暑い場所では汗をかくこと。
しかし、空調が完備された環境で暮らしていたり、昼夜逆転するなど生活リズムが乱れたりしていると、自律神経が整いにくくなってしまいます。
その結果、気圧の影響についていけない体になってしまうのです。
自律神経と高齢者・認知症患者
高齢者や認知症の方たちは、外出の機会が少なく快適な室内で過ごす時間が長いです。
予定がないと生活リズムも乱れて、自律神経の働きも鈍くなってしまいます。
つまり、季節の変わり目の影響を受けやすいということになります。
いかがでしたか?
今回は季節の変わり目になぜ認知症が多いのかを説明してきました。
春や秋には認知症だけではなく体調も崩しやすい季節となりますので、日々の体調管理にも気を付けて過ごしていきましょう。
それでは、また次回のコラムでお会いしましょう~!
参考:愛の家

- 監修/吉田 まりか
- 2021年に准看護師免許取得。 精神科にて2年間勤務し、統合失調症や認知症を中心に幅広い疾患についての知識を習得。その後、介護業界へ転職し2024年にRedBear入社。ヒアリング技術が高くお客様の悩みを引き出すことが得意な看護師。