寝たきりではなくても、床ずれは発生します!
寝たきりというわけではなくても、朝起きてから夜眠るまで「トイレやお風呂以外はずっと同じ姿勢で過ごしている」という方はいませんか?
例えば、介護用ベッドで背もたれを上げて座ることが多い方の場合、
- 頭の後ろ
- 肩甲骨
- お尻の上部(仙骨)
- お尻の骨(坐骨)
- 足のかかと
などに、床ずれができやすいです。
床ずれを防ぐには?
このような方は、最低でも2,3時間ごとに体勢を変えたり、床ずれができやすい部位にクッションを挟んだりして、皮膚への圧迫や摩さつを減らす必要があります。
他にも、保湿クリームを塗って皮膚の清潔を保つ、タンパク質やビタミンCを摂取して栄養をつけるなど、床ずれの予防方法はたくさんあります。
詳しく知りたい方は、過去の健幸コラム「床ずれって知っていますか?」も合わせてご参照ください。

- 監修/樋口 三夏
- 看護師・保健師免許を取得後、大学病院の混合内科病棟にて2年間勤務し、幅広い疾患についての知識・技術を習得。その中で、ご高齢者に対する予防医療の大切さを実感し、介護業界に転職。持ち前の明るさと若さを武器に、ご利用者様が楽しく元気に運動できるような環境作りに励んでいます。