夏前のキケン!梅雨のかくれ脱水って?
皆さまこんにちは!レコードブック八幡山の小俣です。
今年は雨が少ないために乾燥した気候が多く、火事のニュースが印象的な上半期でした。
日々、火の取り扱いには注意が必要ですね。
梅雨の時期に脱水!?かくれ脱水ってなに?
皆様、"脱水"と聞くと夏場を想像されるんじゃないでしょうか?
しかし!!!
油断ならないのは梅雨時期の脱水です。
梅雨時期は湿度が高いので、気づかないうちに脱水が進行することがあります。
ご高齢になるほど喉の渇きを感じる機能が衰えたり、「トイレの回数が増えるから飲まない」だったり……
気づいたときにはもう脱水、なんてことも日常茶飯事です。
脱水症状はこんなにある!
- 口渇感(口がかわいている感じ)
- 吐き気
- めまい、頭痛
- 手足の震え、冷感
- 疲労感
- 足の浮腫
- 便秘 …など
さらに進行してしまうと意識障害になってしまう可能性も…!
※手の甲の皮膚をつまんで5~10秒以内に皮膚が戻らない場合、脱水症の可能性があります
自分でできる脱水対策をしましょう!
脱水は、自身で気を付けられることで防げます。
とてもシンプルなので今日から意識していきましょう!
①こまめな水分補給
1日1500mlくらい摂取できるとベストです。
飲み物を飲むだけでなく、汁物や果物からでも水分補給はできます。
水分摂取のポイントは、喉の渇きを感じる前に水分摂取をすること。
②室温・湿度調整
エアコンや扇風機を使用し、室温を25~28℃程度に保ちましょう。
直接風を受けてしまうと体温低下につながりますのでご注意を。
湿度は50~60%を保てるとベストです。
いかがでしたか?
水分補給と言うとかんたんに聞こえますが、実際に習慣化するのはとても難しいことだとは思います。
いつまでも自分らしく生きるために、お身体を大切に過ごしてくださいね。
それではまたお会いしましょう!

- 監修/小俣 康子
- 脳卒中を中心とした回復期リハビリテーション病棟にて主にご高齢の患者様のケアに従事。その後デイサービス、訪問看護、介護老人保険施設の経験を積み、在宅看護の素晴らしさを知る。安定感のあるサービスでご利用者様からの信頼が厚い看護師。