◎肺炎で入院した場合
治療に必要な期間は病状や年齢などにより異なりますが、一般的に、治療開始から約3~5日で症状が改善し、約7~14日で回復するとされています。
しかし、体力や免疫力が低下している高齢者では、入院により認知症を発症したり、全身の筋力が衰えたり、さらに長い治療を必要とする可能性があります。
そのため、
- 普段に比べて元気がない
- 食欲がない
- 寝てばかりいる
- 反応が弱い
など、一見肺炎とは思えない症状であっても、普段と様子が違うときは早めに医療機関を受診することをお勧めします。

- 監修/樋口 三夏
- 看護師・保健師免許を取得後、大学病院の混合内科病棟にて2年間勤務し、幅広い疾患についての知識・技術を習得。その中で、ご高齢者に対する予防医療の大切さを実感し、介護業界に転職。持ち前の明るさと若さを武器に、ご利用者様が楽しく元気に運動できるような環境作りに励んでいます。