症状が出る前に!予防的受診
⭐️ 8月下旬〜9月初旬の“飛散前”が理想!
秋花粉の代表であるブタクサ花粉は、地域によっては8月下旬から飛び始めます。
「毎年9月ごろに鼻がムズムズする」「目がかゆくなる」という人は、
8月の終わり頃に受診しておくのがベストです!
抗ヒスタミン薬や点鼻薬を前もって使い始めることで、花粉の飛び始めに症状を抑えやすくなります。
市販薬が十分に効かないとき
「花粉は辛いけどそんなことで受診していいのかな…?」
「受診する時間ないし市販薬でいいか…」
と考えている方も多くいらっしゃると思います。
しかし「くしゃみが止まらない」「夜眠れない」など生活に支障がある方や、その他の疾患で別の薬を服用している方は、ためらわず医師に相談をしましょう👩🏻⚕️
処方薬にはより効果が高いものや、症状に合わせて組み合わせられる治療があります。
⭐️症状が出始めたら、早めに受診を!
- 風邪っぽいけど熱がない
- 朝晩だけ鼻がつまる
- 目のかゆみが強い
などの症状が出たら、すでに花粉の影響を受けているサインかもしれません。
この段階で受診すれば、症状を軽いうちにコントロールできます!
※秋は昼夜の寒暖差や乾燥の影響もあるため、放置すると鼻づまりや頭痛が悪化することもあります
毎年悪化していると感じるとき
去年よりも症状が重い、発症期間が長引いている、と感じた場合。
単なる花粉症の進行だけでなく、別のアレルギー(ダニ・ハウスダストなど)が関与している
可能性もあります。
受診すればアレルギー検査で原因を特定でき、対策も立てやすくなるためおすすめです。
子どもの症状が疑われるとき
「風邪かな?」と思っても、毎年同じ時期に鼻水や目のかゆみが出る子は花粉症の可能性が高いです。
成長や学習に影響することもあるので、早めに耳鼻科や小児科で相談をして下さい🌱

- 監修/高畑汐里
- 看護師・保健師免許取得後、大学病院の混合外科病棟にて3年間勤務。患者様の手術への不安に寄り添うことや看護へのやりがいを感じる中でも、もっと1人ひとりと向き合ってご高齢者の皆様を支えたいと思うようになり介護業界に転職。ご利用者様がいつまでも自分らしく生活できるよう、楽しい運動作りと笑顔になれる雰囲気づくりを心がけております。