ケアマネージャーの役割とは?
ケアマネージャーとは、介護を必要とする方(又そのご家族)の状況や希望を聞き取り、それに合った 「介護サービス計画(ケアプラン)」 を作る専門職です。
たとえば以下のような時に役に立ちます。
- デイサービスや訪問介護を利用したい
- 福祉用具(手すりやベッドなど)を借りたい
- 一人暮らしで不安を感じている
- 介護保険の手続きがわからない
相談すればケアマネージャーが窓口となって、サービス事業所との連絡や調整を行ってくれます。
ケアマネージャーにどんなことを相談していいの?
「専門職の人にこんなこと聞いていいのかな…」
と思うような、小さなことでも相談して大丈夫です!
ケアマネージャーは、介護だけでなく生活全体を支えるパートナーです。
たとえば、
- 家での入浴やトイレが心配
- 家族の介護の負担が重くなってきた
- 施設への入居を考えている
こうした日常の悩みを一緒に考え、解決をサポートしてくれます。
介護はご本人だけでなく、ご家族もまた精神的な負担を抱えがちです。
「何をすればいいのか」「どこに相談したらいいのか」と困ったときに、気軽に話せるのがケアマネージャーだと覚えておきましょう!
ケアマネージャーはどこにいる?どうやって相談するの?
困ったことがあればケアマネージャーに早めに相談しましょう。
必要な支援をスムーズに受けられるので、安心して暮らせる期間が長くなります。
ケアマネージャーがいるのは、住まいの地域の「地域包括支援センター」や「居宅介護支援事業所」です。
市区町村の介護保険課に問い合わせると、近くの窓口を紹介してもらえます。
暮らしに不安がある方、ご家族の暮らしに悩んでいる方は、一人で悩まずより良い生活を過ごせるようケアマネージャーと話してみてくださいね。
- 監修/高畑 汐里
- 看護師・保健師免許取得後、大学病院の混合外科病棟にて3年間勤務。患者様の手術への不安に寄り添うことや看護へのやりがいを感じる中でも、もっと1人ひとりと向き合ってご高齢者の皆様を支えたいと思うようになり介護業界に転職。ご利用者様がいつまでも自分らしく生活できるよう、楽しい運動作りと笑顔になれる雰囲気づくりを心がけております。


