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2023 /9/26/ Tue

脱水症にならないために!!これからの季節にも注意が必要です

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はつらつ!事務局

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①なんで水が必要なの?
 体内の水分量は常に一定に保たれる仕組みとなっています。(恒常性)

 <水の役割>・体温調節 ・老廃物の排出 ・栄養や酸素の運搬 ・新陳代謝 etc...
 ※生命維持に 絶対必要!!

 

②体内の水分量ってどのくらい?

  • 新生児 体重の70%
  • 成人 体重の60%
  • 高齢者・体重の50%

 ※高齢になるほど脱水のリスクは高くなって しまう・・・

 

③ なぜ高齢者の脱水リスクが高いの?

  • 加齢による腎臓機能の低下(体内の水分調節)
  • 体内で作られる水分量の減少(基礎代謝の低下)
  • のどの渇きを感じにくい(感覚機能の低下)
  • 筋肉量の減少(筋肉は水を蓄えている!)
  • 水分量と食事量の減少
  • 服薬の影響(利尿剤など)
  • 頻尿を気にして水分を制限しがち ←POINT!!

 → 脳梗塞や心筋梗塞の危険も・・・!!

 

④対策方法は?
 軽度・中等度までなら水分摂取で改善することも多い。 重度はすぐに医療機関へ!!

 <予防が大切!>

  • 室温と湿度の管理(エアコン使用)
  • 1日3食
  • のどが乾燥していなくてもこまめに水分
  • 運動や入浴の前後に水分

 ★トイレの回数より脱水の方が怖い!!

 

<ツルゴール反応(ハンカチーフサイン)> 
 前腕(もしくは胸部)の皮膚を指でつまみ上げて放す。
 2秒以内に皮膚が元の状態に戻れば正常。
 脱水により皮膚の緊張が低下してしまっているとシワの戻りが遅くなる。

 

<経口補水液(OS-1など)> 
 水に塩分・糖分が配合されたもの。

 *自宅での作り方

  • 水:500ml
  • 砂糖:20g
  • 食塩:1.5g

 この3つを良くかきまぜる(レモン汁を少し加えると飲みやすい!)

 

 

 

しっかりと対策をして、今日も1日元気に過ごしましょう!!

監修/宮村 春那
平成30年看護師免許、保健師、養護教諭免許取得。東京歯科大学市川総合病院整形外科にて勤務。その後美容クリニックにて看護師業務に従事し、令和5年RedBearに入社。
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