このワクチンには、感染症の原因となる細菌やウイルスの病原性を弱くしたものや、成分の一部を取り出したもの、
また病原性を全くなくしたものがあります。
ワクチンを体内に接種すると、そのワクチンの成分(細菌やウイルス)に対しての免疫力を高め、病気の発症や重症化を抑えることができます。
帯状疱疹の予防には、主に50歳以上の方を対象としています。
水ぼうそうにかかったことがある人は、すでに水痘(すいとう)・帯状疱疹ウイルスに対する免疫を獲得していますが、
年齢とともに弱まってしまうため、改めてワクチン接種を行い、免疫を強化することで帯状疱疹を予防します。
予防接種は帯状疱疹を完全に防ぐものではありませんが、たとえ発症しても症状が軽くすむという報告があります。
帯状疱疹ワクチンには2種類あります!
これまでは、乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」が用いられてきましたが、新たに不活性ワクチン「シングリックス」が選べるようになりました。
葛飾区では、帯状疱疹ワクチンの接種費用の助成を令和5年10月頃から開始する予定です。
助成金額等、詳細は、まだ未定なため、詳しくは葛飾区保健所のホームページをチェックしてください!
- 監修/榎戸 あすか
- 平成31年医療事務管理士免許取得。千葉にある二次救急指定病院にて、クリニック、入院病棟共に4年間勤務。令和4年RedBear入社。