細菌は「予防三原則」を徹底
細菌性食中毒予防へ厚労省は、
細菌を食べ物に「つけない」、食べ物に付着した細菌を「増やさない」、食べ物や調理器具に付着した細菌を「やっつける」の三原則の徹底を呼びかけています。
具体的には、どのようにすればいいでしょうか?
〜細菌〜
細菌をつけないためには手洗いをしてから、食材も流水でよく洗い、肉類は水洗いすると付着している細菌が飛び散ってしまう可能性があるので、加熱殺菌しましょう!
肉料理は中心部が1分間以上75℃を超えるのが目安です。卵料理は固まるまで加熱し、ハムなどの加工食品も念のため加熱調理しましょう!
〜自然毒〜
自然毒で1番危険なのはキノコです。食用のキノコによく似た形のツキヨタケ、クサウラベニタケの2種類です。この2種類がキノコ毒による食中毒の約7割を占めています。市販のキノコでも食べ過ぎたり加熱不十分だったりして、食中毒を起こした例もあります。食用の判断がつきにくいキノコは採らない・食べない・人にあげないことが大切です!
季節の変わり目は体にも影響が出やすく、疲れが知らず知らずのうちにたまり、体の免疫力も低下しがちで食中毒を発症しやすい状態になっているといいます。また、冬にかけてノロウイルスも繁殖し始める時季ですから、注意が必要です!
「予防三原則」の徹底など食中毒対策を十分に行い、安心安全に食事を取れるようにしましょう!
参考URL:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/saikin.html
https://www.niid.go.jp/niid/ja/
- 監修/榎戸 あすか
- 平成31年医療事務管理士免許取得。千葉にある二次救急指定病院にて、クリニック、入院病棟共に4年間勤務。令和4年RedBear入社。