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2023 /11/14/ Tue

インフルエンザにかからないために

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K

レコードブック亀有

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飛沫感染

感染した人の咳やくしゃみなどの飛沫(小さな水滴)によって放出したウイルスを、別の人が口や鼻から吸い込んで感染します。

 

接触感染

飛沫が付着した物やウイルスがついた手で触れた物(ドアノブ・スイッチなど)を別の人が触り、その手で粘膜(目・口・鼻)に触れることで感染します。

 

 

ご高齢者のインフルエンザ

インフルエンザは一般の風邪に比べて全身症状が強く出やすく、免疫力の弱い65歳以上の方は重症になるリスクが高くなります。ご高齢者は肺炎を併発する率も高く、呼吸器や心臓、腎臓などに持病のある方は命に関わるほど重症化することも珍しくありません。また、肺炎を合併しなくても、全身症状により食欲が低下して栄養状態が悪くなったり、寝たきりになったりすることがあります。大切な人を守るために、ご高齢者のいるご家庭や高齢者介護施設では、周囲の方と協力してインフルエンザを予防することが重要です。

 

インフルエンザ予防のポイント

インフルエンザから身を守るためにも普段からバランスのとれた十分な睡眠をとって身体の免疫力を高めておきましょう。また、インフルエンザの流行シーズンは、なるべく人混みを避けることも大切です。さらに以下のことを心がけて、インフルエンザを予防しましょう。

 

手洗いと手指の消毒をする

インフルエンザなど感染症の予防対策の基本は、流水石けんによる手洗いです。手を洗う前に爪を短く切り、時計や指輪は外します。手のひらや甲だけではなく、指先・爪の間・指の間・手首も洗いましょう。石けんで念入りに洗った後は、十分に水で流し、清潔なペーパータオルなどで拭き取ってよく乾かします。また、アルコール製剤による手指の消毒も効果的です。

 

正しくマスクを着用する

インフルエンザは、主に「飛沫感染」によって人から人へとうつります。咳やくしゃみが出るときは、できるだけマスクを着用しましょう。マスクがないときは、他の人に顔を向けず、ティッシュや腕の内側などで口と鼻を覆うようにします。使用後のティッシュやマスクは、すぐにごみ箱へ捨てましょう。もし手のひらで咳やくしゃみを受け止めた場合は、すぐに手を洗うことが重要です。

 

お口のケア(口腔ケア)を行う

口腔ケアでお口の中を清潔に保つことも、インフルエンザの感染や重症化の予防につながるといわれています
お口の中の細菌が増えると、細菌が出す酵素(プロテアーゼなど)により、インフルエンザ等のウイルスが粘膜にくっついて体内に入り込みやすくなります。口腔機能が低下しているご高齢者のお口は汚れがたまりやすいため、念入りなケアを行うことが大切です。また、唾液の量が少ない方は、お口の乾燥にも注意しましょう。

 

適切な湿度を保つ

空気が乾燥すると、のどの粘膜の防機能が低下してしまいます。室内では、加湿器等を使って適切な湿度(50%~60%)を保ちましょう。

 

流行前にワクチン接種を受ける

ワクチン接種は発症する可能性を減らし、もし感染しても重症化を防ぐ効果があります。感染や発症を完全に防ぐことはできませんが、ご高齢者がワクチン接種をすると、接種しなかった場合に比べて死亡の危険を1/5に、入院の危険を約1/3~1/2にまで減少させることが期待できるとされています。(厚生労働省より)

予防接種してから抗体がつくまで2週間程度かかることと、抗体の持続期間は3-6ヵ月程度と言われていることとあわせて考えると、10月~11月頃に予防接種をするとよいでしょう。

 

 

日常生活の過ごし方を気をつけて、インフルエンザにかからないように気をつけていきましょう。

 

 

参考:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/infulenza/QA2023.html

監修/レコードブック亀有
〒125-0002 東京都葛飾区西亀有3-35-9 1階 TEL:03-6662-7140 JR常磐線 亀有駅より徒歩13分
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