もし急な病気などにより自分で財産管理ができなくなった場合、親 族がいないときは後見人をどのように選べばいいのでしょうか?
本人の生活や財産に深く関わることになるため、配偶者、子、兄弟等の親族や身近な方の中から選ばれることが多いようですが、親族がいない場合は、友人などでお金に関して信頼できる、面倒見が良い、なるべく近くで生活をしている、本人より若い方などが望ましいでしょう。 厳格に契約を履行してほしい場合は弁護士や司法書士をなど専門家を選びましょう。 司法書士の場合は、公益社団法人リーガルサポートに加入している司法書士を選ぶと、倫理研修や実務研修を受けているので、能力を保持していることの担保になります。 注意をしなければならないのは、後見人自身にも将来何があるか分からないことです。その点においては、専門家へ依頼する場合は、個人事務所ではなく、法人(司法書士法人や弁護士法人)へ依頼することも選択肢の一つです。法人の場合は、万が一依頼した専門家が急死や廃業した場合でも、法人組織として存続するため、任意後見契約は有効となるからです。 それらをふまえて、後見人候補を検討してみてください。
交通手段で、高齢者の割引があるものはありますか?
●JRグループ共通の「ジパング倶楽部」は、男性65歳以上、女性60歳以上を 対象とする、JRグループ共通のシニア向け割引制度です。 日本全国のJRきっぷが年間20回まで最大30%割引という特典が、最大の魅力 です。 ※JR全線を片道・往復・連続で201キロ以上利用するとき、運賃・料金が年 間20回まで2割引・3割引となります。(初回の1~3回目のみ2割引) 入会条件は男性満65歳以上、女性満60歳以上で、年会費は個人会員3840円、 夫婦会員6410円です。 (JRグループ各社ごとに、独自の特典をつけて差別化を図っていますから、 よく乗車するエリアで入会したほうが特典が使いやすいでしょう。) ●一般社団法人東京バス協会では、東京都の高齢者の社会参加を助長し、高 齢者の福祉の向上を図るため、70歳以上の都内に住民登録をされている方 に、『東京都シルバーパス』を発行しています。 この東京都シルバーパスをお持ちになると、東京都内の大部分の乗合バスに 乗車できます。また、都営地下鉄と都電のほか日暮里・舎人ライナーにも乗 車できます。 ※次の方は、費用1,000円でパスを発行します。 1本人の令和4年度住民税が「非課税」の方 2本人の令和3年1月から令和3年12月の税法上の合計所得金額が135万円以 下の方 ・本人の令和4年度住民税が課税(上記2を除く)の方は、費用20,510円です。 令和5年4月1日~9月30日まで新規で購入の場合は、10,255円です。 ※パスの有効期限は、発行日から9月30日までです。 ●タクシーの高齢者割引は全国であります。 東京では、東京エムケータクシーが「敬老割引」として70歳以上の客に限 り1割引にしています。 ◎割引サービスを上手く活用して、楽しくお得にお出掛けされてください。
インフルエンザワクチンは新型コロナワクチンと同時接種可能ですが、高齢者肺炎球菌ワクチンも同時におこなえますか?
新型コロナワクチンと同時接種できるのはインフルエンザワクチンのみで、高齢者肺炎球菌ワクチンは新型コロナワクチン接種前後ともに2週間以上空ける必要があります。