麻痺の方へのアプローチ
脳梗塞の麻痺は足の裏の感覚自体がおかしくなっていることもあり、
そうなってると患者さんの感覚的には、常に綱渡りしてる感じでいつ倒れてもおかしくありません。
不安定なところにいると誰でも縮こまるというか力む。
それと同じことがこの患者さんには起きてる可能性があります。
無理に立たせて歩かせるということは素人を高層ビルで綱渡りさせるのと一緒なので
恐怖心を植え付けてもっと体を固めちゃう可能性があり、要はクロートゥが起きてしまいます。
患者さんの足裏の感覚がどれだけ保たれてるか確認して、クロートゥが起きない範囲で徐々に体重をかけたりするのがいいかもしれません。
- 監修/折戸 雄二郎
- 令和4年介護福祉士を取得。 平成30年RedBear に入社し各地域包括支援センター様から介護予防対体操教室講師やスマートフォン講座の講師などを務める。現在は株式会社RedBearのレコードブック事業副部長を務める。