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2024/2/2/ Fri

【温めるべきは3つの首以外にもあった!】意外と冷えているお尻を内側から温める「1分間お尻ほぐし」

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石渡 翔

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まだまだ厳しい寒さ続いていますが、女性に冷えは大敵! 少しでも温めるために、首・手首・足首などを温めて、温活を頑張っている人も多いと思います。しかし、身体で冷えている部分がもう1か所あることに気づいていますか? それが「お尻」。身体の内側から温める簡単お尻ほぐしで、全身をポカポカにしていきましょう。

お尻の冷えは自律神経やホルモンバランスが乱れているサインかも

身体は自律神経によって、さまざまな環境の変化を受け入れ、その環境で生きやすいように調整されてます。

外に出た時の厳しい寒さや、お部屋の中に入った時の温かさ、どこか具体的なスイッチがあるわけでもないのに、自然とその場所に対応できるのが自律神経のおかげ。しかし、身体が冷えすぎて血流が悪くなり、代謝が落ちてくると、もともと備わっている調整能力が最大限発揮されなくなってしまいます。

自律神経やホルモンのバランスが乱れている時は特に、身体がなかなか温まらず冷えが取れない、なんてことも。その結果、身体のこりや不眠、便秘、などの不調に繋がってしまうのです。

今回注目したい、冷えやすい場所はお尻。これまで意識したことがなかった人は、まずご自身のお尻の冷え具合を確認してみてください。

脂肪が多い部位は冷えやすい

筋肉自体は、縮んだり伸びたりすることでポンプ代わりになり、血流を循環させますが、脂肪の場合は残念ながらそうはいきません。脂肪は、一度冷えるとなかなか温まりにくい性質を持っているため、燃焼するまでに時間がかかります。男性に比べて女性の身体の方が筋肉量が少なく、脂肪を身体に溜め込みやすいので、女性の方がより冷えやすいのです。

お尻には、大殿筋・中殿筋・小殿筋・梨状筋といった筋肉が層になって骨盤を守ってくれています。奥の筋肉までほぐしてあげて血流を循環させることで、身体の内側から温めていくことができます。

身体を内部から温めるお尻ほぐし

1、両膝を立てて床に座ります。両手をお尻の後ろについて、片方の脚を反対側の太ももの上に乗せます。

2、乗せた方の脚の足首は90度に曲げておきましょう。

3、息を吸って背筋を伸ばします。

4、吐きながら、胸を斜め上に引き上げます。お尻が伸びているのを感じながら、ゆったりとした呼吸を続けていきましょう。

5、次に仰向けになり、両膝を立てましょう。

6、両手で握りこぶしを作り、お尻の下に入れます。

7、ご自身の心地良い場所を探し、お尻で足踏みをするようにしながら、お尻全体をほぐしていきましょう。

監修/石渡 翔
(株) RedBearの古参社員のひとりでもあり、介護を知り尽くしたレコードブック店舗の管理者。1,000名以上の高齢者の方々をリハビリ指導した実績を持つ凄腕の現役トレーナー。
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