リフレッシュできる!?~桜の効果とは~
暖かい陽気と厳しい寒さが交互に入り乱れる春の兆しが見え始めましたね!
森永乳業の研究結果による「春先の不調に関する実態調査」によると、成人の約6割が春先の心身の不調を感じているというデータがでております。
引用 https://www.morinagamilk.co.jp/release/newsentry-4104.html
それだけ寒暖差によるストレスがかかっているのですね!さて、そんな春のお楽しみといえば「桜」が代表的なのではないでしょうか!?そんな桜に関する効果をお伝えいたします!
桜の香り作用
桜の上品な香りの正体は、クマリンと呼ばれる物質です。この物質にはたくさんの効能があり抗菌作用、リラックス効果をはじめとして、鎮静作用、血圧低下作用、咳止め作用、二日酔い防止作用などが期待できます。
桜木のリラックス効果
桜の木は、フィトンチッドという香気成分を発します。この物質には殺菌作用があり、桜の木はフィトンチッドを分泌することで、カビや病原菌から自分自身を守っているのだとか。
ちなみにフィトン=植物、チッド=殺すという意味。フィトンチッドとは、植物が(細菌を)殺す、つまり殺菌作用をもつ物質だというわけです。
この物質を人間が吸い込むと血中に溶け込み、脳のGABAA受容体というものの応答を強めます。この受容体の応答が強まると、興奮などが抑制され精神が安定するのだそうです。桜の木の香りにはリラックス効果があるということなのです。
ナチュラルキラー細胞の増加
一度でもお花見をしたことがあると「気持ちが良い」ということが分かっています。
このようにお花見を楽しみに思うだけで「ナチュラルキラー細胞」が増えてくれるようです。この細胞には免疫機能を高める効果があり、体が病気にかかりにくくなります。
ナチュラルキラー細胞は、笑うことによっても増加することが分かっています。お花見をしながら友人と談笑すれば、いっそう免疫機能の向上につながります。
今の季節にしかできないことを楽しむことで皆さんの生活を豊かなものにしていってください!
お花見での飲みすぎにはご注意を!
- 監修/折戸 雄二郎
- 令和4年介護福祉士を取得。 平成30年RedBear に入社し各地域包括支援センター様から介護予防体操教室講師やスマートフォン講座の講師などを務める。現在は株式会社RedBearのレコードブック事業副部長を務める。