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2024/7/27/ Sat

幸せホルモンが増える食べ物

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管理栄養士コラム

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幸せホルモンが増える食べ物

こんにちは!和田です。皆さんは幸せホルモンとも呼ばれる「セロトニン」を聞いたことがありますか??

セロトニン・・・脳内ホルモンのひとつで、精神状態の安定に関与している物質のこと

セロトニンは脳内で作られますが、その材料となるのが必須アミノ酸のひとつであるトリプトファンです。必須アミノ酸は体内では作ることができないので、必ず食べ物などから摂取する必要があります。そしてトリプトファンからセロトニンを作る際にはビタミンB6が重要な役割を担っています。

 

食べ物から摂取したトリプトファンは日中はセロトニンに変化し、夜になると睡眠を促す睡眠ホルモンであるメラトニンに変化します。
トリプトファンが不足すると、セロトニンが充分に作られず、攻撃的になったり、不安やうつを引き起こすことがあります。同様にメラトニンも充分に作られず、睡眠の質の低下や不眠症を引き起こすことがあります。

 

そして、ストレスや疲労が溜まっていくと幸せホルモンのセロトニンの分泌量が減少したり、働きが制限されてしまうことがあります。なので、日頃から食事でセロトニンの材料となるトリプトファン、そしてビタミンB6を摂取することが大切です。


幸せホルモン:セロトニンの材料となるトリプトファン、ビタミンB6が豊富な食材

<トリプトファン>

  • 大豆製品
    豆腐、納豆、豆乳、きなこ、醤油、味噌など
  • 乳製品
    牛乳、チーズ、スキムミルクなど
  • 赤身魚
    マグロ、カツオ、ツナ缶、鰹節など
  • 穀類
    白米など

 

<ビタミンB6>

特にバナナがおすすめ!それほどトリプトファンは多くないですが、ビタミンB6をはじめ多くのビタミンやミネラルが一緒に摂取できます豆乳や牛乳などトリプトファンが多い食材と合わせるとより効果的です。
他には、鮭、さば、さんまなどの魚類、鶏むね肉、鶏ささみ、抹茶、ごまなど

 

イライラしたり、気持ちが落ち込んだり、疲れが溜まっていたり、夜寝付けない、寝ても疲れが取れない等、こんな症状を改善・予防したい方は、幸せホルモン:セロトニンを増やすために紹介した食材を取り入れてみて下さいね!

監修/和田 美里
管理栄養士。保育園で栄養士として給食業務や食育に従事した後に2018年介護業界へ転職。管理栄養士という資格を活かし、運動面と食生活面から多角的にお客様の身体にアプローチ出来るのが強みとして活躍中。
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