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2024/8/17/ Sat

お通じ改善策③免疫力アップも狙えるシンバイオティクスって何?

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管理栄養士コラム

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腸内環境が整うと期待できる効果

腸内環境が整うと期待できる効果は、お通じ改善だけではありません!
感染症を引き起こす菌の腸内での増殖を防いだり、腸表面のバリア機能を修復して腸内細菌が体内に侵入するのを防いでくれるため、感染症予防にも効果的です!

食事から摂取した善玉菌は腸内にずっと住み着くわけではなく、一定時間が過ぎると体外に出ていってしまいます。また、腸内の善玉菌のほとんどがビフィズス菌が占めていますが、ビフィズス菌は加齢とともに減ってしまうので、特に高齢者の方は日頃から食事で取り入れていくことが大切です!



🌟プロバイオティクス・・・食べ物(ビフィズス菌、乳酸菌など)から腸に有用な善玉菌そのものを摂取して善玉菌を増やすこと

多く含まれるもの

  • ヨーグルト
  • チーズ
  • 味噌
  • 納豆
  • 味噌
  • ぬか漬け
  • キムチ
  • 酒かす 等

 

🌟プレバイオティクス・・・腸で善玉菌のエサとなるものを摂取して善玉菌を育てたり、増やしたりすること

多く含まれるもの

  • 食物繊維(主に水溶性)
  • オリゴ糖
  • 果物(りんご、バナナ、キウイ)
  • 海藻
  • キャベツ
  • ブロッコリー
  • オクラ
  • 山芋
  • きのこ
  • こんにゃく など

 

🌟シンバイオティクス・・・プロバイオティクスとプレバイオティクスの2つを組み合わせたもの

この2つを同時に食事に取り入れることで、より効果的に腸内環境を整えることができます。

 

👩🏻‍🍳シンバイオティクスを意識したメニュー👩🏻‍🍳

  • フルーツヨーグルト(食後が効果的)
    無糖ヨーグルト100g+果物(りんご、バナナ、キウイなど)+はちみつ大さじ1杯まで
  • 具沢山味噌汁
    味噌+野菜(キャベツ、玉ねぎ、ネギ、ごぼうなど)+きのこ(しめじ、えのきたけ)+わかめ
    ※味噌は火を止めてから溶いて入れましょう。
  • ネバネバ丼
    納豆+麦ごはん※+山芋やオクラ
    ※白米にする場合は上記の具沢山味噌汁を一緒に食べると◎!
  • キムチ冷奴サラダ
    キムチ+豆腐の下にキャベツや玉ねぎを敷く

 

今回は腸内環境を整えるうえで効果的なシンバイオティクスについてお話しました!
お通じ改善を目指したい方や、体調を崩しやすく免疫力アップを狙いたい方は、日頃の食事にシンバイオティクスを取り入れてみて下さい☺

監修/和田 美里
管理栄養士。保育園で栄養士として給食業務や食育に従事した後に2018年介護業界へ転職。管理栄養士という資格を活かし、運動面と食生活面から多角的にお客様の身体にアプローチ出来るのが強みとして活躍中。
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