「不安が多い！？老後の生活資金〜生活を見直し、必要な制度を活用することで、安心できる生活を〜」

老後の生活において、お金の支出を考えると暗い気持ちになってしまいますよね。
それに加え、これから医療や介護が必要になっても生活していけるのかと、心配な方も多いのではないでしょうか。
現に、内閣府による高齢者の経済生活に関する意識調査結果で「現在の暮らしに経済的に心配がある」と答えた方が、4割弱（前回調査から約1割増加）います。（27.9％→37.8％）

多くの高齢者の方は年金が主な収入源ではないでしょうか。ずっとサラリーマンとして働かれていた方は、厚生年金が毎月15万円ほど支給されています。
2021年の総務省調査によると、夫婦ともに65歳以上の無職世帯の場合、年金から税・社会保険等を差し引いた可処分所得が205,911円です。
それに対し消費支出は224,436円となっており、月に18,525円赤字になってしまうことがわかります。
生活費の見直しに加え、日々の生活費を節約しても生活に困ってしまった場合には、公的制度を利用するのも一つの方法です。

高齢者がお金に困ったときに頼れる制度を知らない方もいると思いますので、今回は生活に困ったときに役に立つ制度について紹介していきます。

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