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2023 /12/23/ Sat

つまずくな…と思ったら

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理学療法士コラム

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つまずきの原因と改善方法

🌟猫背

猫背になると骨盤が後ろに傾いてしまいます。骨盤が後ろに傾いてしまうとバランスを取るために股関節も膝も足関節も曲がっていきます。
その結果、歩く時余計に足を上げる必要ができて疲れやすく、結果つまずきやすくなってしまうのです。

実は下半身から猫背になってしまう場合もあります。

  • 足を底背屈できない
  • 膝を伸ばせない
  • 股関節を伸ばせない
  • 骨盤を立てられない

そういった要因が上半身に影響を及ぼし、猫背になってしまう。そんなこともあるんです!
猫背のせいで誤嚥してしまい肺炎になってしまうこともありますので改善して欲しいところです。

 

🌟支える足が弱い

支える側の足が弱いと出す足の床との距離が近くなりつまずきやすくなってしまいます。
また、膝の上げが少ないと足が下を向いているとつまづきやすくなります。

このような理由でつまずきやすくなってしまいます…。
なので、そこで効果的なストレッチ筋トレを記載していきます。

 


 

🌟ストレッチ

ストレッチは呼吸を止めず、痛くなる手前で止めましょうね。
ストレッチする筋肉を手でさすってあげてからやると効果的です。
冷えた部屋でやると効果は落ちてしまうので暖かい部屋で行いましょう!

 

🌟股関節前側

  1. 仰向けになる
  2. 片方の膝を両手で持って体に引き寄せる
    (反対側の股関節付け根の筋肉が伸びてます。伸びてる側の脚はできるだけまっすぐにしましょう)
  3. 大きく呼吸しながら10秒保つ

腰痛に注意!腰に痛みが出たら両膝を立て休憩した後中断してください

 

🌟太もも裏

  1. 椅子に座って片足を前に出す
  2. 出した下肢の膝を伸ばしつま先は天井に向ける
  3. 太ももの上に両手を乗せ大きく息を吸う
  4. 吐き出しながら前に行く
  5. 行けるところまで行ったら再び大きく息を吸って
  6. 吐き出しながら更に少し前にいき、そのまま10秒保つ

血圧が高い人、低い人は気をつけてください!!気を失い転落する危険性があります

 

🌟足(ふくらはぎ)

  1. 太もも裏の[4]までやったらつま先を手で掴む(手が届かない場合はタオルを引っ掛ける)
  2. 踵を持ち上げる
  3. そのまま10秒保つ

 


 

トレーニング

🌟太もも前側

  1. 椅子の端を掴む
  2. 両膝を伸ばす
  3. 膝を少しだけ曲げる
  4. そのまま30秒保つ
  5. 1分休み再度行う

膝が痛い人でもやりやすいと思いますよ。呼吸を止めずに行いましょう。無理せず行って下さいね

 

🌟太もも付け根

  1. 太もも前側の[3]までやったら股関節からバタ足をゆっくり大きく行う
  2. 20秒行う
  3. 1分休み再度行う

こちらは体力の強化にも繋がりますよ!

 

🌟お尻

  1. うつ伏せになる
  2. 股関節から足を持ち上げる
  3. 左右10回ずつ行う
  4. 休憩を入れながら3セット行う

※必ず左右ずつ行い腰が反らないように気をつけましょう!腰が痛くなったらすぐ中断して下さい

 

🌟脛前側

  1. 椅子に座る
  2. 踵を床につけたまま両足を斜め上向きに持ち上げる
  3. 20回行う
  4. 休憩を入れながら5セット

 

最後に

気がつけば早いもので、もう12月も終わりが近づいてきましたね。
私は1年を振り返ると、気温が高いわ、かと思えば寒いわ、お天道様に振り回される年でした。
今年は皆様にとってどんな年でしたか?
来年も元気に過ごせるよう気をつけてお過ごしくださいね!
お餅、美味しいですが喉に詰まらせないよう注意しましょう。

では皆様少し気が早いですが良いお年を☆

監修/PT和田
理学療法士。訪問介護事業を営む家に生まれ18歳で理学療法士を志す。3年間勉学に励み、国家資格取得。運動だけでなく、ご利用者様の社会進出までを考えるRedBearの想いに共感し、令和3年入社。
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