骨粗しょう症と予防検診
骨粗しょう症とは?
骨粗しょう症とは、骨の量(骨密度)が減少することによって骨がもろくなり、骨折しやすくなる病気です。
骨の量が減少すると、日常生活での些細なきっかけで背骨の骨がつぶれてしまうことがあります。これを圧迫骨折(あっぱくこっせつ)といいます。年をとって背が低くなったり、背中が丸くなる理由は、この背骨の骨折が関係しています。
骨粗しょう症セルフチェック
☑️ちょっとしたことで骨折するようになる
☑️背中や腰が痛くなる
☑️ 背丈が縮んでくる(3cm以上の身長低下)
☑️背中が丸くなったり、腰が曲がってくる
☑️壁に頭がつかない
骨粗鬆症になると、背骨の骨折により身長が低くなったり、背中が丸くなったりします。最も身長が高かったときに比べて3㎝以上低下している場合には注意が必要です。
以下の症状がある人は骨粗鬆症による骨折の可能性があるため、医療機関を受診することが望ましいです。
骨折を起こしやすい人は?
骨粗鬆症による骨折は、年齢とともに発生率が高くなります。また、骨の量の目安となる骨密度の低下も骨折のリスクを高めます。
女性、高齢者、痩せすぎの人、カルシウム不足の人は、骨の量が少ない可能性があり、骨折を起こしやすいので特に注意が必要です。
- 監修/遠峯 彩海
- 平成31年3月養護教諭第一種免許取得。平成31年4月東京都区立幼稚園入社、3年間養護教諭として勤務。令和4年RedBear入社。