【 高齢者では床上で過ごす時間が長すぎると不眠症状が出現する 】
加齢に伴い必要な睡眠時間は減少することから、高齢者の場合、特にストレスフルな出来事がなくても上記②の条件に当てはまりやすくなるため、不眠症状は出現しやすくなります。
【 対策や改善策は? 】
睡眠障害の改善には、原因と思われることを1つずつ改善していくことが遠回りのように見えて一番の近道になります。💡
まずは生活習慣を整えること、睡眠環境を整えることが大切です。
- 毎日の起床・就寝時刻を一定にして生活リズムを整え、朝起きたら朝日を浴びましょう。
- 日中は適度に運動をして活動的に過ごし、夜はぬるめの風呂に入り、身体を温めます。
- 寝る前のカフェインや喫煙、アルコールは控えます。
- 就寝する部屋は快適な温度・湿度を保ち、できるだけ外の音は遮断して照明も不安にならない程度に暗くしましょう。
以上のことを参考にしながら、質の良い睡眠を取ることを心掛けてみてくださいね😊
- 監修/村上 若奈
- 2021年看護師免許取得。 2021年アメリカ心臓協会(AHA)BLSヘルスプロバイダー取得。 総合病院にて看護師業務に従事したのちに介護業界へ転職。口腔機能に関する研究発表で得た知識や退院後の生活を見据えたサポート経験を活かし高齢者の皆様に最善のケアサポートを提供。 スポーツ経験も生かした訓練メニューが好評の看護師。