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2023 /9/26/ Tue

つらい痛み、多くの人がかかえる腰痛 〜腰痛のタイプを知り、自分に合ったケアで痛みの改善へ〜

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はつらつ!事務局

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   特に多い2つのタイプ

<前屈障害型腰痛>
「物を拾う時など、かがんだ時に起こる腰痛。背筋が弱く猫背になる方や前かがみになりやすいデスクワーク、重い物を持ち上げる方に多くみられます。
背骨の骨と骨の間の椎間板が圧迫されることで痛みが出ます。悪化すると椎間板の一部が突出し、神経にふれるためしびれも出現します。

<後屈障害型腰痛>
反り気味の姿勢を取った時に起こる腰痛。腹筋が弱かったり、加齢により腰椎の背中側の椎間関節に負担がかかりやすい高齢者、バッティングなど腰を捻る動作を行う方に多くみられます。
腰を前に曲げることで椎間関節の圧迫が緩和されるため、痛み、しびれが軽くなったりします。

※この2タイプの腰痛は揉みほぐしても改善しません。

 

   腰痛改善方法
改善のためにするべきことは大きく2つ!「ストレッチ」と「筋トレ」です。 ※ストレッチは太ももが大事
太腿の筋肉が硬いと前に傾く姿勢をとる時などに背中をより曲げた姿勢をとらなくてはいけなくなるため、背中、腰に負担がかかりやすくなります。

太腿裏(ハムストリングス)ストレッチ 
 あお向けに寝た状態で、太腿裏を両手で持ち(できない方はタオルを首にかけ)できるだけ膝は伸ばした状態で脚を体に近づけるよう引き寄せていく。(片足ずつ15~30秒キープ)

太腿前面(大腿四頭筋)ストレッチ
 片足立ちの状態で曲げた方の足先を持ち、かかとをお尻に近づけるようにして膝を曲げていく。(片足ずつ1530秒キープ)

・前屈障害型腰痛の方は背筋を鍛える筋トレ
 あお向けで両膝を曲げ、両手は横に軽く広げた状態で、ゆっくりとお尻〜背中を上げていく。20秒キープ)

・後屈障害型腰痛の方は腹筋を鍛える筋トレ 
 あお向けで両膝を曲げ、両手は頭のうしろに添える。息を吐きながらおへそを見るようにして頭を上げていく。510回)

 

   まとめ
原因が分かりにくい腰痛ですが、正しい姿勢と適切なトレーニングにより症状は改善されていきます。歳のせいとあきらめず、まずは自分の腰のタイプを知り、できることから取り組んでみましょう。

 

コラムを最後までお読み頂きありがとうございました。

これらの情報がご考になれば幸いです。皆様の健幸を祈って…🍀

監修/はつらつ!事務局
【運営元】:株式会社Red Bear 〒101-0061東京都千代田区神田三崎町2丁目2-6The Corner 水道橋4F 【URL】:https://redbear.co.jp/
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