不整脈
こんにちは!最近、暑くなってきて気温が30度を超える日が増えてきましたね。
水分をしっかり摂って、熱中症にならないようしっかり予防してくださいね。
さて、今回は不整脈についてお話ししたいと思います。
不整脈と聞いてもあまりパッとイメージが浮かばないと思います。
ではまず不整脈とは…
脈がゆっくりと打つもの、速く打つもの、不規則に打つものがあります。脈がゆっくりで1分間に50回以下のものが徐脈、脈が速くて1分間に100回以上のものを頻脈といいます。
そして、不整脈と聞くと心臓に大きな問題があると心配になる方もいらっしゃると思いますが、生理的なものもあります。例えば運動や精神的な興奮、発熱により脈が速くなることや期外収縮といって脈が不規則にはなりますが、30歳を超えるとほぼ全員にみられるものもあります。
ではどういう症状がある時に受診をするべきでしょうか。
- 脈がとんだようだ、一瞬ドキッとする、胸が一瞬詰まった感じがした
→これらは気付かない方も多い、問題のない不整脈であることがほとんどです。 - ドキドキする、胸が苦しい、気を失う、眩暈がする、息切れがする、浮腫がある、胸が痛む
→受診が必要です。
ただし不整脈を感じたら、生活習慣を見直すことも大切です。
ほとんどの不整脈は過労、睡眠不足、過度な飲酒、精神的ストレス、カフェインなどによる自律神経のアンバランスが原因です。
生活習慣を直してみても症状が継続する場合は受診してください。
- 監修/鋳谷 詩織
- 2016年看護師免許取得。大学病院にて看護師業務に従事したのち訪問診療同行を経験。病院に通えない高齢者や障害のある方々への看護を通じて介護への意識が高まり、リハビリ型デイサービスへ転職。地元の方々にとって親しみのある看護師を目標としており、看護師業務のみならず運動面でも積極的に新しい事を取り入れ、機能訓練運動が好評の看護師。