風邪とインフルエンザの違い

1. 発症の仕方
   風邪・・・1～2日かけて徐々に発症していきます
   インフルエンザ・・・数時間〜1日以内に発症
   
   
2. 流行の時期
   風邪・・・季節を問わない
   季節性インフルエンザ・・・例年、日本では11～12月に流行し始め、1～3月に流行のピークを迎え、4～5月にかけて減少している
   
   
3. 感染力
   どちらも飛沫感染（感染者の咳や唾液などの飛沫を吸い込むこと）と接触感染（ウイルスに汚染されたものを触った手で、口や鼻の粘膜に接触すること）による感染が一般的です。

しかし、インフルエンザは風邪に比べて感染力が非常に高く、お子様や妊婦の方、ご高齢の方、持病がある方などは、重症化しやすいと言われています。感染力が高いインフルエンザですが、自分が感染しないだけではなく、周囲の人にも感染を広めないために何が必要なのか、その予防方法についてご説明させていただきます。

監修/樋口 三夏

看護師・保健師免許を取得後、大学病院の混合内科病棟にて2年間勤務し、幅広い疾患についての知識・技術を習得。その中で、ご高齢者に対する予防医療の大切さを実感し、介護業界に転職。持ち前の明るさと若さを武器に、ご利用者様が楽しく元気に運動できるような環境作りに励んでいます。