予防接種について
感染症にかかると、体内の抗体が作られ、次に同じウイルスが体内に侵入してきたとき、体が1度目よりも先に対処することができます。この仕組みを免疫といい、これを利用しているのが予防接種です。
予防接種は、感染症の原因であるウイルスが毒力を作り、弱くして予防接種液(ワクチン)を作り、これを接種することで感染症に対する免疫を作ります
。また、多くの人が予防接種を受けることで、流行を予防し、さらにワクチンを接種できることができない人たちを、守ることにもつながります。
しかし、リスクがあることも忘れてはいけません。
🌟予防接種によるリスク
- 接種した場所の腫れ
- 発熱
- 頭痛
- だるさなどの副反応
- 発疹
- 蕁麻疹
- 赤み
- かゆみ
- 呼吸困難などのアレルギー反応
そのため、予防接種のリスクと効果をよく理解した上で、予防接種を受けるかどうかを選択することが大切です。
- 監修/樋口 三夏
- 看護師・保健師免許を取得後、大学病院の混合内科病棟にて2年間勤務し、幅広い疾患についての知識・技術を習得。その中で、ご高齢者に対する予防医療の大切さを実感し、介護業界に転職。持ち前の明るさと若さを武器に、ご利用者様が楽しく元気に運動できるような環境作りに励んでいます。