高齢者のメンタルヘルス不調の原因
高齢者のメンタルヘルス不調の原因となるものには、脳の老化に関係する認知症と、老年期に特有のさまざまな知覚経験や慢性的なストレスによる抑うつ状態があります。
これは老年期うつ病と言われる状態で、認知症と症状がよく似ているので診断や治療が真面目で、知らないうちに症状が進行してしまうというケースがあります。
🌟重大なライフイベント
- 家族や身近な人物との死別、ペットロス
- 退職など社会的役割の低下、喪失
- 経済不安
- 生活環境の急激な変化(転居、施設入所など)
🌟加齢による身体機能の低下
- 健康不安、体の不調
- 認知機能の低下(反応の早さや問題処理能力の低下など)
- 視覚、聴覚、知覚(温度感覚を含む)など感覚の低下や喪失
- 行動力の低下
これらの変化が起こることで、慢性的なストレスになり、知らないうちにこころの病が進んでしまうことがあります。
参考:tyojyu.or.jp
- 監修/飛田 未希
- リハビリ介護職員。2022年飲食業界から異業種である介護業界へ転職。現在はリハビリ型デイサービスのメイントレーナーとしてご利用者様の健康維持と自立の支援をサポート。ご利用者様の小さなお身体の変化も見逃さず、お身体にあったメニューづくりが好評。