最後に
冬は、気温が低く空気が乾燥するため、気管支や喉の粘膜のバリア機能が弱まります。
また、唾液量が減り口内の細菌が増えやすいため、より誤嚥性肺炎になる危険性があります。
そのため、日頃から誤嚥性肺炎の予防を意識した生活を送り、症状を理解しておくことで、誤嚥性肺炎の早期発見・予防につながります。
参考文献
厚生労働省 高齢化に伴い増加する疾患への対応について
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000135467.pdf
みんなの介護 誤嚥性肺炎とは
https://www.minnanokaigo.com/guide/disease/aspiration-pneumonia/
日医工株式会社 知識 誤嚥性肺炎とは
https://www.nichiiko.co.jp/generic/swallow/swallow_knowledge04.php
日本歯科医師会 オーラルフレイルのための口腔体操
https://www.jda.or.jp/oral_frail/gymnastics/

- 監修/樋口 三夏
- 看護師・保健師免許を取得後、大学病院の混合内科病棟にて2年間勤務し、幅広い疾患についての知識・技術を習得。その中で、ご高齢者に対する予防医療の大切さを実感し、介護業界に転職。持ち前の明るさと若さを武器に、ご利用者様が楽しく元気に運動できるような環境作りに励んでいます。