生活習慣改善のポイント
緊張型頭痛の改善には生活習慣の見直しが必要となります。
🌟改善のポイント
- 正しい姿勢:背筋をまっすぐにして顎を気にするように心がけます。
- 作業中のこまめな休憩:デスクワークを1時間ほどやったら5分は休憩するなど、意識的に休憩をとります。
休憩時間は立ち上がって伸びをしたり少し歩きましょう。 - 自分に合った枕:頭が高くなりすぎたり沈みすぎる枕を使うと悪い姿勢を続けていることになります。
朝起きて、肩こりを感じたら枕を見直してみましょう。 - 血流を改善して緊張型頭痛を改善:首・肩を冷やさない、ぬるめのお風呂にゆっくり浸かる、日常的な運動を心掛けます。
- 自分に合ったリラックス法を見つける:腹式呼吸やヨガなどを含めて、自分に合ったリラックス法を見つけて継続しましょう。
🌟緊張型頭痛の予防体操
腕振り体操
- 肘を軽く曲げて、両手を胸の前に水平にも来ます。足は軽く開きます。
- その状態で両肩を腕ごと左右に振ります。この際、頭は正面を向いたまま動かないようにします。
左右対称に2分間を目安に行います。
肩を回す体操
- 肘を軽く曲げて、握り拳を鎖骨の辺りに持ってきて、足を軽く開きます。
- その状態で両肩をリュックサックを背負うように前に回します。
- 両肩を上着を脱ぐように後ろに回します。 前回しと後ろ回しを交互に10回程度を目安に行います。
※頭はなるべく動かさないようにします。 体操を行っている中に痛みが激しくなった場合にはすぐに体操を中止してください。
また、片頭痛の発作中、激しい頭痛があるとき、発熱を伴う頭痛があるときは体操をしないでください
以上の対策でもされない場合は内科やかかりつけ医を受診しましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
参考URL:
https://www.nhk.jp/p/kyonokenko/ts/83KL2X1J32/episode/te/NWZZRL1R33/
https://www.nhk.jp/p/kyonokenko/ts/83KL2X1J32/episode/te/54GLKG7W13/
https://www.jhsnet.net/ippan_zutu_kaisetu_03.html
https://www.toho-u.ac.jp/press/2016_index/036939.html
https://zutsu-online.jp/headache/tension.shtml
https://www.jhsnet.net/pdf/zutu_taisou.pdf

- 監修/鑄谷 詩織
- 2016年看護師免許取得。大学病院にて看護師業務に従事したのち訪問診療同行を経験。病院に通えない高齢者や障害のある方々への看護を通じて介護への意識が高まり、リハビリ型デイサービスへ転職。地元の方々にとって親しみのある看護師を目標としており、看護師業務のみならず運動面でも積極的に新しい事を取り入れ、機能訓練運動が好評の看護師。