エンディングノートと記入例
先ほど出てきました【エンディングノート】の必要性について細かくお話しします!
エンディングノートとは、自分の人生の最期について家族や友人に伝えておきたいことを書き残すノートです!
書き方や内容に制限はなく、自由に書くことができます。
死後のことだけでなく、今までどのように生きてきたのかを書き記すことで後世に生きてきた証を残せますし、現在の自分の考えを整理できるので今後の生きがいを見つけるきっかけにもなります!
内容は自由ですが、記入例としていくつか挙げてみました!
- 自分史(生い立ちから現在に至るまでの歴史、学歴、職歴、思い出の土地、趣味など)
- 家族情報(万が一の時に知らせてほしい親戚や知人の連絡先など)
- 個人情報(本籍、年金手帳やマイナンバーカードといった重要情報とその保管場所など)
- 医療情報(かかりつけの病院名、病歴や持病、服用している医薬品など)
- 保険情報(保険会社名、契約プラン、契約者名、保険金受取人など)
- 財産情報(所有する預貯金や不動産、株や投資信託、貴金属など)
- 介護の希望(入居したい施設や具体的な介護方針など)
- 葬儀の希望(希望する葬儀の内容や納骨の方法、喪主に関してなど)
- 遺品の扱い(趣味のコレクションや思い出の品など)
- デジタル情報(スマートフォン・インターネットのIDやパスワード、メールアドレスなど)
- 家族や友人に残したいメッセージ(お礼や感謝の気持ちなど)
一度で書こうとせず時間をかけて書きましょう!
さいごに
終活をしてご自身が亡くなった後の準備をすることは、家族の負担が軽減されるだけでなく、今後の人生について深く考えることができるという大きなメリットがあります。
終活は、自分を見つめ限りある人生をより充実したものにするための大切な活動です。
老後を前向きに過ごすために、人生の最期としっかり向き合ってみてはいかがでしょうか!
参考

- 監修/榎戸あすか
- 2019年医療事務管理士免許取得。二次救急指定病院にてクリニック、入院病棟ともに4年間医療事務として勤務し介護業界へ転職。これまでの経験を活かしつつ、日々吸収していく情報をコラムで発信していきます!