もし入院期間が長いなら、小さな目標を立てるのもおすすめです。
たとえば「毎日1ページ日記を書く」とか「ドラマを○話観る」とか。
達成感があると前向きになれます。
入院生活を楽しむには、日常とは違う時間を前向きにとらえて、心と体の“ちょっとした喜び”を見つけていくことがカギです。
ここでは入院生活を楽しむ5つのポイントを紹介します。
1. ルーティンを作る
入院生活は単調になりやすいので、自分なりの1日の流れを作ってみましょう!
- 朝:音楽を聞きながらストレッチ(できる範囲で)
- 昼:好きな本・動画タイム
- 夜:日記や感謝リストを書くなど
2. 小さな楽しみをセットする
- おやつタイム:差し入れや売店のお菓子でちょっと贅沢!
- お気に入りの飲み物:好きなお茶・カフェインレスコーヒーなど
- 香りアイテム:アロマシートやハンドクリームで癒し空間を作りましょう!
3. 「できること」に集中する
治療や制限で「できないこと」が目につきがちです。
でも、できることに目を向けると、気持ちがラクになったりします。
- 今だから読める本
- 今しか見られない風景(病室からの空など)
- 今の体調でできる小さなこと
4. アウトプットを楽しむ
- 日記を書く
- 詩や短文を書く
「記録する」というのは、自分の気持ちを整理することに役立ちます。
5. 人とのつながりを持つ
- 看護師さんやお医者さんと少し会話してみる
- 同室の人と挨拶だけでも交わす
- 家族や友人にLINEやビデオ通話で近況をシェアする
いかがでしたか?
無理して「楽しまなきゃ!」と思うと逆に疲れてしまうので、あくまで“ちょっと気がまぎれること”を見つけていけるといいと思います。
それから、入院中にしんどさを感じたときは「今一番つらいことは何か」つらい気持ちを吐き出してみてください。
心身の健康を回復し、日常生活への復帰をスムーズに進めるために不可欠です。
専門家のサポートを受けながら、自分に合ったケアを実践し、安心して入院生活ができることを考えましょう!
参考:家庭画報

- 監修/榎戸あすか
- 2019年医療事務管理士免許取得。二次救急指定病院にてクリニック、入院病棟ともに4年間医療事務として勤務し介護業界へ転職。これまでの経験を活かしつつ、日々吸収していく情報をコラムで発信していきます!