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2025 /5/2/ Fri

逆流性食道炎になりやすい人は?症状、予防法も紹介!

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看護師コラム

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逆流性食道炎の治療

逆流性食道炎が疑われる場合、内視鏡検査を行い、診断されます。
そして内服による治療生活習慣の改善をしていく必要があります

 

内服による治療

内服による治療では胃酸を抑える薬を投与します。
効果が不十分な場合は、胃の運動を改善する薬や酸を中和する制酸薬を併用することがあります。

 

生活習慣の改善

  1. 食べ過ぎ、早食いを避けましょう
  2. 高脂肪食、アルコール、炭酸飲料、喫煙をできるだけ控えましょう
  3. カフェインを含むコーヒーも胃の入り口を緩める作用があるので摂りすぎないようにしましょう(コーヒーは1日4杯以上で逆流を起こしやすいというデータがあります)
  4. 食後2〜3時間は横にならないようにしましょう
  5. 夜間に逆流症状が出る人は頭を高くして寝ましょう
  6. 肥満の方は体重を減らすように努力しましょう
  7. 腹部をベルトや服で締め付け過ぎないようにしましょう
  8. 長時間の前屈みの姿勢はできるだけ避けましょう
  9. キャベツやレタス、アスパラガス、ブロッコリーなどに含まれるビタミンUが胃酸の過剰な分泌を抑える働きがあるため積極的に摂取していきましょう

 

胃酸の逆流を防ぐ方法

最後に胃酸の逆流を防ぐ体操をご紹介します。

壁立ち

壁を背にして立ちます。
このとき、踵とお尻、肩甲骨、後頭部を同時に壁につけるのがポイントです。
毎日1分を目安に行ってください。
正しい姿勢が分かりますよ!

片足立ち

片足を上げ、膝を直角に曲げてそのまま静止し30秒キープします。
姿勢を維持する体幹を鍛えることができ、バランスをとるために重心が後ろになることで猫背の改善にも効果的。
両足で1セットとし、1日2セットを目標に行ってください。
転ばないよう、椅子の背もたれにつかまっても構いません。

 

いかがでしたか?

症状がある方はかかりつけの医師へ相談してみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました♪

 

参考

https://www.ncgg.go.jp/hospital/navi/06.html
https://www.nhk.jp/p/kyonokenko/ts/83KL2X1J32/episode/te/PN4R7R48R7/

監修/鑄谷 詩織
2016年看護師免許取得。大学病院にて看護師業務に従事したのち訪問診療同行を経験。病院に通えない高齢者や障害のある方々への看護を通じて介護への意識が高まり、リハビリ型デイサービスへ転職。地元の方々にとって親しみのある看護師を目標としており、看護師業務のみならず運動面でも積極的に新しい事を取り入れ、機能訓練運動が好評の看護師。
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