実は、高齢者よりも若者がリウマチになりやすい?
冒頭でも述べたように、ご高齢の方よりも30~50代での発症が多く、とくに女性の発症率は男性の約4倍もあります。
この年代の女性は、仕事や家事育児に追われて受診が遅れがち。
そのため、関節リウマチの初期症状を理解し早めに受診する必要があります。
関節リウマチの初期症状とは?
リウマチの初期症状は、関節のこわばり、腫れ、痛みなどで、起床時に感じることが多いです。
その後、小さな関節から、手首や肘、肩、足首、膝、股関節など、全身の関節へと症状が広がります。
また、全身症状として
- 身体が疲れやすい
- 重だるい感じがする
- 食欲がない
- 体重が減る
- 微熱が続く
などの症状もみられます。
さいごに
関節リウマチは完治が難しく発症から3カ月以内に治療を受けることが理想的です。
少しでも体の異常を感じたら、早めに医療機関を受診しましょう。
参考文献
おしえてリウマチ。なぞを知る。未来が変わる。
あべ整形外科・皮膚科クリニック
日本財団ジャーナル 未来のために何ができる?が見つかるメディア

- 監修/樋口 三夏
- 看護師・保健師免許を取得後、大学病院の混合内科病棟にて2年間勤務し、幅広い疾患についての知識・技術を習得。その中で、ご高齢者に対する予防医療の大切さを実感し、介護業界に転職。持ち前の明るさと若さを武器に、ご利用者様が楽しく元気に運動できるような環境作りに励んでいます。