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2025 /6/2/ Mon

帯状疱疹の症状や合併症!ワクチンで防げるの?

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看護師コラム

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帯状疱疹を予防するには

帯状疱疹の原因となるウイルスが体内に潜伏することによってできる「抗体」を日本人成人の90%以上は持っています。
これは子供の時に感染した、水疱瘡により獲得した免疫です。

このように、子供の頃に水疱瘡に感染した人は帯状疱疹のウイルスに対する免疫を持っていますが、この免疫は年齢とともに弱まり、帯状疱疹を発症することが多くなる傾向があります。
また、一度帯状疱疹になった人でも、体の免疫機能が低下すると再発する可能性も。

そのため「ワクチンを接種して免疫の強化を図ろう」というのが帯状疱疹の予防接種です。
帯状疱疹のワクチンは2種類あり、50歳以上の人は帯状疱疹の予防接種を受けることが出来ます。
ただ、予防接種は帯状疱疹を完全に防ぐものではありません。
接種ができない人、接種するのに注意が必要な人もいるのでワクチン接種する際は医師とご相談ください。

 

日常生活でできる予防

①免疫機能を高めて帯状疱疹を予防

加齢や疲労、ストレスなどにより免疫機能が低下すると帯状疱疹のウイルスが活性化しやすくなります。
そのため、日頃から十分な休息をとりながら免疫機能の維持を心掛け、ストレスのない規則正しい生活を送りましょう。

②バランスの良い食事と適度な運動、睡眠を心掛けましょう

食事は栄養素をバランスよく摂り、暴飲暴食を避けましょう。
運動は散歩やウォーキングなどの体温が少し上がる程度の強さのものがおすすめです。
日光もしっかりと浴びましょう。

また、自分なりのストレス解消法を見つけておくこともよいでしょう。

 

いかがでしたか?

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

参考URL

帯状疱疹.JP
ヘルペスと帯状疱疹

監修/鑄谷 詩織
2016年看護師免許取得。大学病院にて看護師業務に従事したのち訪問診療同行を経験。病院に通えない高齢者や障害のある方々への看護を通じて介護への意識が高まり、リハビリ型デイサービスへ転職。地元の方々にとって親しみのある看護師を目標としており、看護師業務のみならず運動面でも積極的に新しい事を取り入れ、機能訓練運動が好評の看護師。
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