寝たきりにならないための予防策
みなさんこんにちは!
レコードブック八幡山の看護師の小俣です。
7月も後半になり夏が本格的になってきましたね。
先日夕方あたりに選挙投票に行ってきたのですが、それでも気温が高く、今年はなかなか厳しい夏になりそうだなと感じました。
こんなに暑い日が続くと身体を動かすことが億劫になってしまいますよね…。
「寝てばかり」な高齢者はどうなる?
身体が億劫になってくると起き上がるのもしんどくなってきますよね。
寝てばかりいると身体はどうなってしまうのでしょうか。
- 活動量の低下(血行不良や筋肉量低下)
- 睡眠の質の低下
- 精神的影響(認知機能の低下、うつ病等のリスク上昇)
などなど…
活動量の低下が引き起こすトラブル
活動量が低下すると、身体にも変化が現れ
- 倦怠感
- 頭痛や筋肉痛
- 体重の増加や心臓病のリスク上昇
がみられる可能性があります。
そうならないためにも生活リズムを整えることや適度な運動をすることはとても大事なんです。
寝てばかりをやめる方法
食事習慣
起き上がる気力がないのは、栄養不足や疲労の蓄積が原因かも。
疲労回復には、バランスの取れた食事が大切です。
特に、糖質、脂質、タンパク質に加え、ビタミンB群を意識して摂取しましょう。
睡眠習慣
睡眠時間は一般的に6時間以上8時間以内が推奨されていますが個人差があります。
自分に最適な睡眠時間を見つけられると良いですね。
※過度な眠気が続く場合は疾病の可能性もあるため、早めにかかりつけ医や専門医に相談しましょう。
運動習慣
前回、椅子に座ってできる運動のコラムを公開しているのでぜひ参考にしてみてください!
そんなのめんどくさい!という方へ
「食事・睡眠・運動が大事ってわかってるけどできない」
そんな声が聞こえてきます。
たしかに、ほとんどの人が正しい生活習慣を知っていながら実行できないんですよね。
そこで、まず第一歩としてやってほしいことを挙げてみます。
- 朝起きたら日光を浴びる
- 過ごしやすい時間帯に散歩する
- こまめに水分をとる
これなら、ひとつくらい出来そうでしょうか?
こんなに簡単なことでもやってみると、少し気分が良くなったり、身体の調子が良くなったりしますよ。
いかがでしたか?
寝たきり状態が続くと食事を摂取するのも億劫になってきます。
身体が動きづらくなる前に行動することがとても大切です。
少しずつの変化でいいので、規則正しい生活を心がけてみてください。
私も夏に負けないよう頑張ります…!
ではまたお会いしましょう~!

- 監修/小俣 康子
- 脳卒中を中心とした回復期リハビリテーション病棟にて主にご高齢の患者様のケアに従事。その後デイサービス、訪問看護、介護老人保険施設の経験を積み、在宅看護の素晴らしさを知る。安定感のあるサービスでご利用者様からの信頼が厚い看護師。