今日からわかる!救急車を呼ぶべき症状はこれ!
皆さんこんにちは、看護師の樋口です。
連日の猛暑で、熱中症や脱水症になる方が多いかと思います。
総務省消防庁の調べにより、ここ1週間に熱中症で救急搬送された方は、全国で9500人余りもいたことがわかっていま。
とくにご高齢者は、体温を調節する力の低下や水分不足により熱中症になりやすく、救急搬送された方の半分は、65歳以上の方が占めています。
しかし実際には、どの程度の症状で救急車を呼んだら良いのかわからずに、我慢してしまう方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、【救急車を呼ぶべき熱中症の症状】についてお話していきたいと思います。
まず、熱中症とは?
熱中症とは、温度や湿度が高いために体内で水分や塩分のバランスが崩れ、体温の調節機能が働かなくなる状態です。
症状として、発熱・めまい・だるさなどが起こり、重症だとけいれんや意識障害も起こります。
日差しが強い屋外で起きると思われがちですが、実は熱中症の約4割は室内で発生しています。

- 監修/樋口 三夏
- 看護師・保健師免許を取得後、大学病院の混合内科病棟にて2年間勤務し、幅広い疾患についての知識・技術を習得。その中で、ご高齢者に対する予防医療の大切さを実感し、介護業界に転職。持ち前の明るさと若さを武器に、ご利用者様が楽しく元気に運動できるような環境作りに励んでいます。