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2025 /10/16/ Thu

涼しい秋に…気になる「のどの乾燥」対策

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看護師コラム

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のどの乾燥を防ぐためにできること

① 部屋の湿度を調整する

冬場の感染症予防には、室温18~28度、湿度40~70%が最適です。
加湿器を使用したり、ない場合は

  • 窓辺に観葉植物を置く
  • 寝室に濡れタオルをかける

などの工夫をして、適度な湿度に調節しましょう。

また、感染症予防には部屋の換気も大切です。
換気の際は、
対角線上にある2ヵ所の窓を開けると、より効果があるといわれています。 

 

② 口呼吸をしない

ご高齢の方は口周りの筋力低下もあり、寝ている間に口呼吸をしている方が多いため、マウステープ保湿用のマスクを使用すると良いでしょう。
また、マスクは口呼吸対策だけでなく、冷たく乾燥した空気による粘膜への刺激をやわらげるため、感染症予防にもなります。

 

③ 飴・のどスプレー・トローチを使う 

のどが渇くときに、飴をなめると楽になることがあります。
のどの痛みや腫れがある場合は、のどスプレーやトローチを使ってみるのも良いでしょう。

 

④ 水分摂取・うがいを行う

体内の水分不足は、のどの乾燥の原因にもなるため、こまめに水分を摂りましょう。
またうがいは、のどの粘膜についた微生物を、体内に侵入する前に洗い流すという感染症予防の効果もあります。

 

⑤ 唾液腺マッサージを行う

年齢とともに唾液量が低下するため、大きな唾液腺のある部分をマッサージすると良いです。耳下の付け根からあご下にかけてを、両手の親指で繰り返し押してみましょう。

監修/樋口 三夏
看護師・保健師免許を取得後、大学病院の混合内科病棟にて2年間勤務し、幅広い疾患についての知識・技術を習得。その中で、ご高齢者に対する予防医療の大切さを実感し、介護業界に転職。持ち前の明るさと若さを武器に、ご利用者様が楽しく元気に運動できるような環境作りに励んでいます。
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