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2023 /8/17/ Thu

運動がもたらす体への効果~運動不足解消で疾患発症リスクを回避しましょう~

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和田 貫太郎

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【運動で予防できる病気】

1.結腸ガン

便には癌を誘発する発がん物質が含まれています。便通が悪くなり、便が結腸にとどまる時間が長いほど、癌のリスクは高まります。運動をすることで腸蠕動が活発になり、便通がよくなることで発がん物質を早く排出する事ができ、結腸ガンのリスクが減ると言われています。

 

2.乳ガン

女性ホルモンのエストロゲンは癌細胞を増やす働きがあります。運動を行う事で脂肪細胞が減り、乳ガンを進行させるエストロゲンの産生も減ると言われており、乳ガンや同じようにエストロゲンが関係する子宮体ガンも防ぐことができると考えられています。※その他に、肝臓ガン、膵臓ガンも研究結果より、運動によって予防することができると示されています。

3.心筋梗塞や狭心症などの動脈硬化性の病気

運動をすることで筋肉が収縮し、同時に血管も連動してポンプのように閉じたり、開いたりを繰り返します。そうすることで血管の柔軟性が高まり、動脈硬化の予防につながり、心筋梗塞などのリスクも低下します。

 

4.高血圧、脂質異常性、糖尿病などの動脈硬化性の病気

運動によって代謝も良くなり、中性脂肪の値も低下、善玉コレステロール値は上昇いたします。これにより運動は、生活習慣病やメタボリックシンドロームの予防、改善にも有効と言えます。

 

【まとめ】

上記以外にも、運動によって認知症、うつ病、骨粗しょう症などのリスクも軽減することができます。

自分の体を病気から守るために、毎日の生活にプラスして、”運動習慣”を身につけていきましょう!そうすることで老化の進行も防ぎ、心身ともに元気な状態でQOL(生活の質)を高めていけると思います。

監修/和田 貫太郎
理学療法士。訪問介護事業を営む家に生まれ18歳で理学療法士を志す。3年間勉学に励み、国家資格取得。運動だけでなく、ご利用者様の社会進出までを考えるRedBearの想いに共感し、令和3年入社。
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