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2023 /10/11/ Wed

足の冷えどうしたら改善する?

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宮村 春那

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●足の冷え、どうして足ばかり冷えるの?
 
人間の体は大きく分けて2種類の末梢神経によって動いています。
① 体性神経:手でものを持つ、足で歩くなど自分の意識の中で動かすうごきや感覚にかかわるもの
② 自律神経:心臓を動かす、呼吸をするなど自分の意識では動かすことのできない神経
身体の体温を一定に保とうと血液の流れる量を調整しているのは『自律神経』になります。
皮膚が寒さを感じる(寒冷刺激)をうけると身体は体温が下がらないように血管をぎゅっとしめて体中の熱が外に放出されにくい状況をつくります。特に内蔵(心臓など)の熱が下がらないように集中するため、末端の足や手まで血流を多く流そうとはしなくなることが、足や手が冷たくなる原因です。
 
 
●手より足のほうが冷えるのはどうして?
 
血液を全身に流しているのは心臓になります。心臓から遠くなればなるほど血液は行きわたりづらくなります。特に足は人間の体の中で最も心臓から離れているため他の部位と比べると血液の流れは悪くなります。
また心臓からの距離によって血管の太さも変わってきます。体の血管は心臓に近いほど太く離れるほど細くなってきます。
また、地球からの重力の影響もあり、足先から心臓へ血液を戻そうとするには重力に逆らわなければいけないことからより血流が悪くなる原因となります。足がむくみやすいのもこれが原因です。
身体の一番下、末端に位置している足先はもともと血管が細いことから血流が悪くなりやすく、むくみやすく、冷えやすい部位であることが言えます。
 
 
●冷えと筋肉の関係
 
筋肉の働きも重要な要素となります。
女性に冷え性が多い原因の一つに女性は男性と比較すると筋肉量が少なく、皮下脂肪が多いことがあります。この皮下脂肪にはいったん冷たくなってしまうと中々温まらない保冷剤のようになってしまう性質があります。筋肉を増やして動かすと代謝が上がって熱が放散され体温は上昇します。
血液の流れが悪くなるとエネルギーである熱を運ぶことができなくなるため末梢の体温も下がってきます。
 
 
●レコードブックでできる足の冷え対策
 
血流は筋肉の動きによって促進されますが、それ以外にも筋肉には運動によって熱を生み出す働きがあります。
レコードブックでの運動で筋肉量を落とさない、向上させることでも冷えの対策になります。運動の中で特に下半身を動かすストレッチやスクワット、足踏み運動などは足の冷えに効果的な運動になります。
 
また、  レコードブックにある『パワープレート』は体表だけでなく、人間の手ではマッサージすることのできない、体内の筋肉の奥深くまで振動させてマッサージを行うことができます。そのためパワープレートでふくらはぎをマッサージするだけでも血流がよくなり足がポカポカあったかくなったり、足のむくみが取れたりします。パワープレートを使用して運動を行うと、振動の力で筋肉を動かすことで普段は運動しても約20%しか使えていないといわれている筋肉を97%使うことができるので効果的に運動も行えます。
 
これから冬到来となりより寒くなりますがレコードブックで体を動かして足の冷えに負けない身体を作りましょう!!
 
 
監修/宮村 春那
平成30年看護師免許、保健師、養護教諭免許取得。東京歯科大学市川総合病院整形外科にて勤務。その後美容クリニックにて看護師業務に従事し、令和5年RedBearに入社。
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