では、なぜ尿失禁を起こしてしまうのでしょうか?
原因
- 尿道括約筋または骨盤底筋の筋力低下
- 尿の排出路が閉塞している
- 膀胱壁の筋肉のけいれんまたは活動亢進
- 膀胱壁の筋肉の低下、活動低下
- 膀胱壁の筋肉と尿道括約筋の強調不全
- 尿量の増加
- 機能的な問題
このように様々な原因があげましたが、一般的に多い原因は、以下となります。
- 小児および若年成人の過活動膀胱
- 女性出産による骨盤底筋の筋力低下
- 中年男性の下部尿路閉鎖
- 高齢者の脳卒中や認知症などの機能性疾患
多くの人が尿失禁は老化現象であると誤解している人が多いです。放置していると、年齢が若くても尿失禁になってしまいます!
尿失禁は、生命を脅かす病気を示唆するものではありませんが、困惑のもとになり、不必要に活動の制限をもたらし、生活の質を低下させることがあります。また、まれですが、突然の尿失禁は脊髄の病気の症状である可能性もあります。もしかしたらと思ったらすぐに医師へ相談してみましょう!
参考URL
https://www.urol.or.jp/public/symptom/04.html
- 監修/榎戸 あすか
- 平成31年医療事務管理士免許取得。千葉にある二次救急指定病院にて、クリニック、入院病棟共に4年間勤務。令和4年RedBear入社。