お通じ改善策②食事に食物繊維を
前回のコラムお通じ改善策 ①生活習慣を見る普段の生活は、食生活の部分で、
- 水分補給
- 1日3食、食事に関して(特に朝食が大事!)と言いました。
今回はお通じ改善のために、食事に取り入れていただきたいものについてお話させていただきます。
【食物繊維をとろう!】
食物繊維には水溶性と不溶性の2種類があります。
水溶性食物繊維・・・便の中に溶け込み、便を柔らかくして腸内を通りやすくします。便秘の方は意識して取り入れましょう!
⭐水溶性食物繊維を多く含む食品
- 熟した果物
- 海藻
- 大麦
- 里芋
- こんにゃくなど
不溶性食物繊維・・・胃や腸で水分を吸収して膨らむ性質があり、便の体積を増やして大腸を刺激し、便を押し出す効果があります。
⭐不溶性食物繊維を多く含む食品
- 野菜類、根菜類
- 穀類、小麦ふすま
- 豆類
- きのこなど
※もともと便が固まる方は、不溶性食物繊維を大量に摂取すると逆に便秘が悪化してしまうこともありますので、摂取量に注意して下さい。
食物繊維は腸内にいる善玉菌のエサになり、善玉菌を増やして腸内環境を整える役割があります。
さらに、肥満予防や血糖値の上昇を緩やかにする効果もあるので、ぜひ普段から積極的に実際食事に取り入れるように意識してみて下さい。
【腸を刺激する食品を活用しよう! 】
香辛料や酢、適量のアルコール飲料、炭酸飲料などは腸を刺激して排便を訴えます。
さらにお通じを良くしていくには、腸内フローラ(腸内細菌叢)を整えることが大切です☺
- 監修/和田 美里
- 管理栄養士。保育園で栄養士として給食業務や食育に従事した後に2018年介護業界へ転職。管理栄養士という資格を活かし、運動面と食生活面から多角的にお客様の身体にアプローチ出来るのが強みとして活躍中。