今は痛みがないと言う方も将来的な腰痛や腰部脊柱管狭窄症に繋がりかねません。
簡単なチェックですと寝具に横になった際、腰の下に手のひらよりも大きな隙間ができるようですと反り腰の可能性が考えられます。
このチェックは立った姿勢で壁に背中をつけても行うことが出来ますよ。勿論あくまでも簡易的なものなので絶対にとは言えませんが…
また、仰向けの姿勢で両脚を伸ばすと痛みが出るけど膝を立てると痛みが和らぐ。と言った場合も反り腰のリスクがあります。
原因
筋力
柔軟性
体重
ヒールの高い靴
筋力、柔軟性
お腹と腰の筋力のバランスが崩れることで反り腰になります。お腹の筋肉の弱体化、或いはお尻や腰の筋肉が硬くなり腰を反る力が増えることで反り腰姿勢になります。また、股関節前側の筋肉が硬くなることでも生じます。
体重
体重が重くなると前屈み姿勢になりやすくなります。その状態で前を見ようとすると腰を軽く反る姿勢になってしまい反り腰になります。
ヒールの高い靴
バランスをとる為つま先重心、つまりは前方に偏った重心になります。それを安定させるため結果として反り腰になります。さらに言うとヒールの高い靴は外反母趾の原因にもなってしまいますのでおすすめは出来ません…
改善トレーニング
腹筋!
①椅子に座って
②右手で椅子の端を掴みます
③左手で頭を触ります
④右の膝を持ち上げつつ左肘と右膝がくっつくよう軽く体を捻ります
⑤ゆっくり戻ります
⑥5〜10回行ったら反対側も同じように行います
⑦3セット繰り返しましょう
この運動は姿勢改善やお通じを促す効果がありますよ
注意!
腰痛がある時は控えましょう。無理せず行ってください
お尻ストレッチ
①椅子に座ります
②右脛に沿うように左くるぶしを上に持ってきます。可能な人は左足が右膝の上に来るようにしましょう
③骨盤を立てます
④大きく息を吸い吐きながら前に上半身を倒します。この時猫背になるのではなく骨盤から前に倒します。
⑤10秒保ちます
⑥反対側も行いましょう
お尻を伸ばしてあげることで歩行の改善も見込めますよ!
注意
めまいのする時は行わないでください!椅子からの転落に注意です!
最後に
皆様、ここまで読んでいただきありがとうございます!
今後も皆様のちょっとした助けになれるよう微々たるものではありますがお力添えをさせていただければと思います
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
- 監修/PT和田
- 理学療法士。訪問介護事業を営む家に生まれ18歳で理学療法士を志す。3年間勉学に励み、国家資格取得。運動だけでなく、ご利用者様の社会進出までを考えるRedBearの想いに共感し、令和3年入社