健幸コラム -はつらつ通信- 健幸コラム -はつらつ通信-

  • 50~90代以上
  • 健康維持

2024 /4/4/ Thu

自律神経の整え方とは・・・

335 view

T

介護職員コラム

シェアする

自律神経を整えるためのおすすめの栄養素と食べ物

 

自律神経を整えて不調から抜け出すために、積極的に摂りたい栄養素と食べ物をご紹介します。

 

・タンパク質

動物性タンパク質を含む食材:肉・魚介類など

タンパク質は、自律神経の原料の一つです。とくに動物性タンパク質は、体内でつくり出せない必須アミノ酸がバランスよく含まれているので、効率よく自律神経を合成します。不足しないようにしっかりと摂りましょう。

 

・GABA(ギャバ)

GABAを含む食材:キムチ・じゃがいも・トマト・発芽玄米など

GABAは、自律神経にはたらき、リラックス効果があります。とくに野菜や漬物類に含まれています。バランスのよい食生活を送れば、不足の心配はありません。一方で、肉中心の食生活の人は、不足しやすいので積極的に補給しましょう。

 

・トリプトファン

トリプトファンを含む食材:牛乳・チーズ・肉・赤身魚・卵・大豆製品など

心を安定させるホルモン“セロトニン”の原料となるのが、トリプトファンです。トリプトファンは、ぐっすりと眠るサポートもします。良質な睡眠は、ストレス軽減につながるので意識して摂りましょう。

 

・ビタミンB6

ビタミンB6を含む食材:かつお・鮭・マグロ・鶏ササミ・バナナ・玄米など

トリプトファンからセロトニンをつくる際にビタミンB6は必要です。自律神経の大敵となるストレスを緩和するには、トリプトファンとビタミンB6を組み合わせて摂るのがよいでしょう。

 

・γ-オリザノール

γ-オリザノールを含む食材:玄米・米油など

自律神経の乱れをコントロールするはたらきを持つのがγ-オリザノールです。“無性にお肉(動物性脂肪)が食べたい”といった脳内ストレスを減らして、“おいしさや幸福感”を高めるはたらきも確認されています。

 

・ビタミンC

ビタミンCを含む食材:赤ピーマン・キウイフルーツ・ブロッコリーなど

ビタミンCは、ストレスがかかると消耗されてしまいます。また、不足すると疲れやすくなるのです。ビタミンCは体内で合成できないので、しっかりと食事で補給しましょう。

 

・キャベジン(ビタミンU)

キャベジンを含む食材:キャベツ・レタス・セロリなど

自律神経のバランスが崩れると、胃腸の不調を招きやすいです。キャベジンは、胃の粘膜の再生をサポートします。

 

・食物繊維

食物繊維を含む食材:さつまいも・キノコ類など

腸内環境をクリアに保つために食物繊維をしっかりと摂りましょう。食物繊維は、便のカサを増やしたり、便に適度な水分を与えます。

 

 

無理をせず適度に休憩しながら、健康に過ごしていきましょう🍀

監修/遠峯 彩海
2019年養護教諭第一種免許取得。3年間養護教諭として勤務した後に介護業界へ転職。自立の支援~継続~貢献を目指す株式会社RedBearの理念に惹かれ、自身の経験した教育という分野を介護業界でも実践させるべく日々勉強中。シニアの方々が学べる環境は勿論、シニアの方々からも学べる環境を創り出す事を目標として邁進しております。
シェアする

関連コラム

続きを読むには
無料会員登録が必要です

無料会員登録をすると
すべてのコラムが閲覧できるようになるほか、

クチコミなどのコンテンツに投稿することも
できるようになります!