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2024 /4/5/ Fri

転んでしまったら・・・~動作の専門家が教える対処法~

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理学療法士コラム

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①周囲の安全確認

まずは安全の確保が必要です

屋外であれば車や自転車等に気をつけてください

危なそうな場所なら人の手を借りて安全な場所まで行きましょう

声をかけることに遠慮しないでください!

人を助けたい人は案外いますし、助けた人は飲み会でそれを自慢できます!

貴方が助けを求めることが会話を生み、巡り巡って恋のキューピッドになることがあるかもしれませんよ!!

遠慮せず必要な時は助けを求めてくださいね

1人で無理に動かすと状態が悪化してしまったり自分自身が怪我をしてしまうかもしれませんからね!

 

②呼びかけて意識の確認

意識の確認を行うため名前を呼びましょう。耳元で大きな声で呼びます。

肩をたたきながらはっきりとした声で呼びましょう。

呼びかけに反応がないときや呼吸停止などがあればすぐに救急車〔119〕を呼びましょう。

また、意識があったとしても♯7119〔救急安心センター事業〕に電話をして救急車の必要性があるか、どんな対応をすれば良いのか相談してくださいね

 

③外傷の確認

転倒時の様子を見ていたのならばある程度判断できるとは思いますが、倒れているところを発見したのであれば、まずは頭部を打っていないか確認しましょう。

頭部打撲の場合は、脳のダメージが心配されます。脳のダメージはすぐに対応しないと今後の生活に影響が出てしまう場合もあります。

最悪の場合は脳内出血による突然死なども考えられますので必ず確認して下さい!!

 

その他、骨折や裂傷、腫脹などを確認し、出血が多い場合は清潔なタオルで圧迫し止血を行いましょう。

 

骨折を甘く見ては行けません

 

横向きに倒れてしまった時は大腿骨の横を打ってしまい大腿骨頸部骨折という骨折になってしまっている可能性があります。

転んだ後に下手に動かしてしまうと回復が大きく遅れてしまうリスクがありますのでどこをぶつけたのかも電話〔119或いは#7119〕で伝えましょう

監修/PT和田
理学療法士。訪問介護事業を営む家に生まれ18歳で理学療法士を志す。3年間勉学に励み、国家資格取得。運動だけでなく、ご利用者様の社会進出までを考えるRedBearの想いに共感し、2021年入社。動作の専門家として学んだ座学を発揮しパーソナルトレーナーとしても活躍。個別最適なメニューづくりにかけて長けており、実際に経験した体験談など配信していきます。
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