また熱中症に似ていて注意が必要なのが、夏に増える脳梗塞!!!
脳出血は冬に多いため、脳梗塞も冬に多いイメージがありますが、脱水が引き金となる脳梗塞は夏に多いのです。
特に朝は血圧が高く、寝ている間に脱水が起きているので要注意。脳梗塞が起きていても熱中症と思い、そのまま放置し、重症化するケースも。
熱中症と脳梗塞の違い
▪︎片側の痺れや麻痺
▪︎呂律がまわらない。言語が出ない。
▪︎視野の片側が欠損。または二重に見える
こんな症状があれば脳梗塞を疑いますので、すぐに救急車を。脳梗塞は発症後の時間が勝負になります。
高齢者がかかりやすく重症化もしやすい熱中症。
毎年暑さが増していますが、どうか皆様が安全に夏を乗り切れますように🌻
参考文献
https://www.wbgt.env.go.jp/pdf/pr/heatillness_leaflet_senior_2021.pdf
https://www.otsuka.co.jp/health-and-illness/heat-disorders/caution/
- 監修/関沢 麻衣
- 2014年看護師免許取得。 外科の混合病棟にて看護師業務のみならずリーダー業務も担当。業務マニュアル作成や新人教育も経験した後に介護業界へ転職。機能訓練メニューはもちろん、看護業務面でも他店舗の模範となる仕組みやオペレーションを次々と作り上げているリーダー的存在の看護師。