熱中症ってなあに?
こんにちは!看護師の宮村です。
6月に入り、暑い日がだんだんと増えてきましたね。
暑くなると、心配になってくるのが熱中症。
熱中症と聞くと夏のイメージですが、実は夏だけでなく梅雨の時期にも熱中症には注意が必要です。
そこで今回は、梅雨の時期の熱中症に関してお話したいと思います。
【 熱中症の原因と起こりやすい条件 】
人間の体は汗をかくことで熱を放熱し、体温調節を行っています。湿度が上がると汗をかきづらくなり、放熱ができなくなることで体に熱がこもって熱中症を引き起こす可能性が高まります。
熱中症を引き起こす条件には、気温が高い、湿度が高い、日差しが強いなどの環境条件のほか、乳幼児や高齢者、暑さに慣れていないなどの体の条件、長時間の屋外作業などの行動の条件があります。これらの環境条件の下で、身体から熱が放出されにくくなることで熱中症が発生しやすくなります。
「暑くなり始め」や「急に暑くなる日」、「熱帯夜の翌日」は特に注意し、気温や湿度が著しく高い環境では、なるべく激しい運動やスポーツは控えるようにしましょう。
- 監修/宮村 春那
- 平成30年看護師免許、保健師、養護教諭免許取得。東京歯科大学市川総合病院整形外科にて勤務。その後美容クリニックにて看護師業務に従事し、令和5年RedBearに入社。